◯腹痛にまつわるTIPS
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（機械性なら大きくて高頻度、麻痺性なら小さくて低頻度）
小腸の蠕動が止まると嘔気が出現しやすい。小腸まで炎症が及んでるかどうかの目安になりうる。
(psoas徴候,obturator徴候、Rovsing徴候、Rosenstein徴候などなど）
虫垂炎と同じように右下腹部の痛くなるエルシニア腸炎。鑑別に挙げられたらデキレジです。
◯胆石
胆嚢炎がない、症状が軽快（自発痛・圧痛消失）、症状が少しでも残っていたら絶食・補液の経過観察入院も可能
（症状が軽度、5mm以下、レントゲンで映らない、CT値100以下で良い適応）
・急性胆嚢炎の診断基準と入院適応 （診断されれば原則入院…）
急性胆嚢炎は原則は手術で取りますが…。
（PPIはH+存在下でないと効果が弱くなる）
イカ、サバ、アジ、イワシなどの生食歴から数時間で心窩部痛＋嘔気、嘔吐。
下痢は通常無い。痛みは３型アレルギー。１型アレルギーで蕁麻疹も起こる。
点滴が使えるのはタケプロン、オメプラール。副作用が少ないのはパリエット。即効性が期待できるのはタケキャブなどそれぞれ特徴があります。
（閉鎖孔ヘルニアで見られる所見。稀なヘルニアだが緊急手術必要）
糖尿病患者の腹痛では内服薬に注意
全身の循環の悪い患者では血流は脳を優先して、腸管は後回しにされるために虚血に陥る。