潜在性結核感染症の治療前の注意点

潜在性結核感染症(LTBI)とは結核菌による感染は成立しているが、発病していない状態。

つまり、LTBIの治療とは生きた状態で潜伏している結核菌を殺すことにより、将来発症するリスクを抑える治療である。

・過去に結核治療歴のある陳旧性結核ではないか?

過去に治療された事があれば治療は勿論不要。

・本当に活動性結核ではないか?

ルーチン検査は行っておく(胸部レントゲン、抗酸菌塗抹検査、培養)

・若年女性であれば妊娠中ではないか?

妊娠中は潜在性結核感染症の治療は行わない。ただし、治療中に妊娠が判明すれば継続することもある。

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