結核疑いの患者の隔離解除基準は塗抹検査の3回連続陰性確認が必要。
3回陰性であっても、感度70%程度の検査なので結核を完全には否定はできないが、感染力はほぼないと判断できる。
PCRの検査で後に陽性となっても、塗抹陰性であれば感染リスクはほぼないと判断される。
患者が案外元気で症状も軽い場合、入院拒否気味のケースも少なくない。その場合には外来でフォローしながら喀痰検査を行う事も可能。受診当日に外来にて1回目の喀痰検査を行う。2、3回目の喀痰を提出するために容器を2つ渡し帰宅してもらう。自宅で、1回は早朝の喀痰をとってもらい、冷蔵庫に保管し、2日分まとめて持参してもらう。
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