定期接種では通常1歳、6歳時の2回接種。1歳時の一回ワクチン接種のみでは母体からの移行抗体によって免疫が十分につかなくなってしまうことがある。よって2回目の接種が必要。
定期接種以外の方も任意接種で受けることができる。成人であっても、麻しん罹患歴がなく、医療・教育関係者や海外渡航を計画している人など麻しん感染することで周りへの影響が大きい場合は特に推奨される。
また、妊娠中にかかると流産や早産を起こす可能性がある。妊娠前であればワクチン接種をするべきであるが、妊娠後にワクチン接種はできない。
麻しんの感染経路は空気感染、飛沫感染、接触感染でヒトからヒトへ感染が伝播する。免疫を持ってないヒトが感染するとほぼ100%発症する。
感染10日後に発熱、咳嗽、鼻水のような風邪症状が出現する。肺炎・中耳炎の合併があり、1000人に1人の割合で脳炎を発症すると言われている。
抗体価によって接種回数が変わる。

麻しんの予防接種として単独ワクチンとMRワクチン(麻しん風疹混合ワクチン)は同様の効果がある。
麻しんワクチンのかわりにMRワクチンを打っても全く問題なく、むしろ風疹の予防にもつながる利点がある。
大人の二回目接種では通常4週間以上開けて接種する。
また追記します。
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