潜在性結核感染症の治療の適応

・治療適応はツベルクリン反応またはクォンティフェロン(QFT)の結果とリスクで決める。治療を行う有益性が治療のリスクを上回らなければならない。

・治療の適応

・結核感染者と1−2年以内に接触があり、感染を受けたと判定されるもの

・レントゲンで明らかな陳旧性結核の所見があって、ツベルクリン反応が強陽性で、治療歴のない患者

・結核発症のリスクが高いと思われる方

基礎疾患として糖尿病、重度腎不全、喫煙者、胃切除後、悪性腫瘍、低栄養、消化管術後、免疫抑制剤内服者でツベルクリン反応陽性もしくはQTF陽性の患者。

・検診や医療従事者の採用時の陽性判明:この場合は最近の感染が疑われる場合のみLTBIの治療適応(感染から時間が立っている場合の発症リスクは低くなる故

結核発症のリスク

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