胃管チューブの大きさの選択

○注入用と排液用で太さは違う。

・注入用は8Fr〜12Fr径

胃管挿入しつつ、嚥下訓練を行う場合はより細い径のチューブを選択する。しかし細いほど詰まりやすい。太いほうが詰まりにくいものの、患者の違和感や不快感が強くなり、自己抜去の原因になりやすい。嚥下訓練するなら8Fr〜10Frを基本的に入れることが多い。

また、成分栄養や消化態栄養・半消化態栄養剤なら8Fr、それ以外の食品栄養剤は10Frが推奨。

・十二指腸以遠まで入れられるタイプも有るが、必ず透視下もしくは内視鏡を利用して挿入する。

・排液用は16Fr径までの大きさがある。もちろん、太いほうが効率は良いが、患者不快感は増す。

○排液用と注入用では尾部の形状が違う

注入用では患者側がオスになっており、排液用では患者側がメスになっており、カテーテルチップを接続できる。

引用:https://gebaeiyou.club/enteral-feeding-tube/

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