風疹ワクチンTIPS

風疹ワクチンは何回まで受けられる?

麻しん・風しんの予防接種は今までは1回接種だったが、平成18年4月からは日本も諸外国と同様に、一生のうちに2回ワクチンを接種できるようになっている。

風疹ワクチンとMRワクチンの違い

平成17年3月31日までは、麻しんと風しんの予防にはそれぞれのワクチンを別々に1回ずづ合計2回接種となっていた=風しん単独ワクチン。現在は、麻しん・風しんを一本の注射で予防できる「MRワクチン」が開発されており、風疹ワクチン接種者にもMRワクチン接種が勧められている。

妊娠中の女性はワクチン接種できないのか?

成人女性が風しんワクチンを接種する場合は、妊娠していない時期にワクチン接種を行い、その後2か月間の避妊が必要。風しんワクチンは大変安全で、妊娠中に風しんワクチンを接種したことにより胎児に障害が出たという事例はこれまでに無いが、100%否定されてないので上記の注意が必要とされている。

過去に風疹にかかったことがあってもワクチンを打てるのか?

過去に麻しんまたは風しんにかかっていれば、成人になってもかかった疾患に対しての十分な免疫を保持しているはずなので、予防接種の必要はない。ただし、過去に麻しんまたは風しんのいずれか一方に罹ったことのある人でも、再度麻しん風しん混合(MR)ワクチンあるいは単独ワクチンを接種すること自体は問題ない。

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