吸引反射の方法とその意義

吸引反射(sucking reflex)とは口唇を口角から中央に向かって舌圧子などですばやくこすると、口唇が収縮して口が尖らせたようになり乳児が乳を飲むのに似た運動を起こす反射。また、この時に口唇に接触したものを口の中に入れようとする反応が診られることがあるが、これをrooting reflexと呼ぶ。

 

乳幼児では正常でも認められるが、成人で認められたら病的。吸引反射が陽性であれば前頭葉の障害(つまり前頭葉徴候の1つ)や両側大脳の広範な障害の時に出現を認める。

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