フェンタニルの使い方メモ

・鎮痛効果はモルヒネとほぼ同等。

・フェンタニル貼付剤はモルヒネに比べて便秘をきたしにくいのでモルヒネから変更する場合は緩下薬の減量を検討する。

 

◯貼付剤

調節性がすぐれないため痛みの強い患者への第一選択薬にはならない。

点滴や内服で鎮痛コントロールが安定してから切り替える。

貼付剤の適応としては:内服困難な患者、便秘など消化管副作用が強い患者、内服コンプライアンスが悪い場合、在宅への以降を検討する場合

 

◯注射剤:フェンタニル(注)

フェンタニル注射液0.1-0.3mg/dayなど少量から開始。

症状に応じて適宜増減、レスキュー薬は一日量の1/24(1時間量)〜1/5

30分以上あけて使用。

静脈内投与した場合、即効性は期待できるが持続時間は非常に短い(30〜60分程度)

 

参考)緩和ケアレジデントマニュアル

 

 

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