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(文献)利尿剤が多いほど心不全患者の予後は悪くなる
(一言で)ループ利尿剤が多いほど心不全患者の予後は悪くなる。ループ利尿薬はRASS系や交感神経系を亢進させてしまうから。低用量ループ利尿薬であればRASS阻害薬の組み合わせが大変効果的である。 europepmc.org 論文からのメモ書き ・慢性心不全患... -
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(文献)利尿剤投与で血漿レニン活性、アルドステロン濃度が上昇する
(一言で)心不全患者に利尿剤を投与すると、心不全徴候は改善するが、血中のレニン活性やアルドステロン濃度は上昇している。このことは長期的に見ると心臓にとっては良いことではない。しかしACE阻害薬を使えばRASSの亢進を抑えられるので有用かもしれな... -
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(文献)HFrEF患者が退院する時少しでもうっ血所見残存していると予後不良
一言) pubmed.ncbi.nlm.nih.gov 文献からの覚書(論文のまとめではありません) ・本研究は心不全増悪(HFrEF)で入院した患者の臨床経過とうっ血所見(毎日観察)の予測値に関しての世界的に初めてのスタディである。 ・うっ血所見(起坐呼吸、軽静... -
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(文献)心不全+腎不全患者にスピロノラクトンは使うべき?
文献 Heart Failure and Chronic Kidney Disease: Should We Use Spironolactone? - ScienceDirect ・慢性腎不全(CKD)患者の死亡原因の半分は心血管死である。 ・心血管に対する有効性の証明されている治療もCKDを有する患者においては腎臓への悪影響... -
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ARNIはACEIに比べて心血管死や心不全入院を有意に低下させる
少し前(2014年)の論文ですが、ARNIがACEより優れているというNEJMの報告。 Angiotensin-neprilysin inhibition versus enalapril in heart failure ARNIとはアンジオテンシン受容体ネプリライシン阻害薬のことで心不全治療の画期的新薬として期待されて...
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