L-DOPAの内服できない高齢者へのドパストン投与量

PD患者が搬送されてきて内服ができないときの対応

(中断すれば無動および悪性症候群のリスクが有る)

もともとL-DOPAを内服している場合

LDOPA<300mgの場合:ドパストン1回50mg1日1回

L-DOPA 300〜600mgの場合:ドパストン1回50mg1日2回

L-DOPA >600mgの場合:ドパストン1回50mg1日3回

で始める。効果なければL-DOPA/DIC配合剤100mgにつきL-DOPA50mgの割合まで増やしていく。

*添付文書では50mgまでとなっているが、全く持って不十分。公知申請で1500mgまで保険降りる。

*生理食塩水や5%ブドウ糖100mlに混注して2時間かけて投与(維持液への混合注射しての投与も可能)

*点滴は精神症状が出やすいので内服可能になったら内服に変更する。

ドパミンアゴニストを内服している場合は換算表に従って貼付薬に変更

参考)

https://kyoudou-hp.com/DInews/2020/609.pdf

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