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潜在性結核感染症の治療前の注意点
潜在性結核感染症(LTBI)とは結核菌による感染は成立しているが、発病していない状態。 つまり、LTBIの治療とは生きた状態で潜伏している結核菌を殺すことにより、将来発症するリスクを抑える治療である。 ・過去に結核治療歴のある陳旧性結核ではないか... -
血液ガスアプリリリースしました。
iOSアプリで血液ガス道場をリリースしました。 血液ガスの苦手な医療系学生・医療従事者の方々、是非遊んでみて下さい。 当ページはサポートページアドレスです。 アプリに関することでお問い合わせなどありましたらコメント欄よりお願いいたします。 -
updateとFixedUpdateの違い
unityのメソッドでupdateとFixedUpdateという似たものがある。 Updateは1フレームごとに実行される。 ✅1フレームというのは1秒間に60-80回程度連続で実行されるが、パソコンのスペックやその時の処理の重さによって変化してしまう。 ✅一方、FixedUp... -
オブジェクトを一定スピードで動かす
ヒエラルキーウィンドウで右クリック。 2Dオブジェクト→スプライト→スクウェアを選択すると四角いオブジェクトを作れます。 右のインスペクターにあるcolorで色を黄色に変えてみました。 下のアセットウィンドウで右クリック。 Create→C#scriptで新しいC#... -
(症例)大動脈壁のガス壊疽!?
症例) 74歳男性 末期腎不全と冠動脈疾患の既往あり。 3日前から食欲低下、全身の脱力感が出現。透析中に意識レベル低下あり救急受診。 診察時には簡単な質問にしか答えられない状況 胸部レントゲン:縦隔陰影の拡大あり 胸部単純CT:大動脈壁内ガスが... -
(症例)内頸静脈からCVC挿入時に気をつけたい血管奇形(PLSVC)
症例:79歳男性 現病歴:尿道カテーテル挿入の患者がseptic shockを発症。急性腎不全あり無尿の状態。腎代替療法を開始するために右内頸静脈から透析カテーテルを挿入した。 カテは抵抗なくスムーズに挿入できた。 その後のカテーテル先端確認のレントゲン... -
帯状疱疹後神経痛に対する薬剤治療メモ
・帯状疱疹後神経痛は帯状疱疹が重症であればあるほど発症リスクが高い。(皮疹が軽度であっても出現することはある) ・多くの場合症状は半年程度で自然に消失する事が多い。QOLに影響を与えない程度であれば経過観察も可能。 ・治療のスタンダードはプレ... -
CRP上昇のない発熱の鑑別
そもそもCRPとは CRP(C反応性蛋白)は細菌感染の際に肝臓で合成が促進され血中濃度が上昇する。故に感染症を疑う時はルーチンで測定されるマーカーである。 CRPは細菌の細胞膜であるリン脂質二重層に結合し、凝集することで免疫システムの補体を活性化し... -
医師国家試験受験者用のまとめ
救急外来系もくじは↓から 救急外来TIPSもくじ - とある研修医の雑記帳 重複している投稿もあるやもしれません。並び順も謎です。 覚え方やゴロ合わせを載せているエントリーにはゴロマークをつけてます。 〜消化器 〜 陰イオン交換樹脂で高コレステロール... -
救急外来TIPSもくじ
救急外来TIPS的な記事のもくじ(絶賛工事中…) ☕(医師国家試験用)「とある医学生の雑記帳」時代の残骸 ↑医学生時代の医学部生向けの記事はこちらに少しまとめてます↑ ☕主訴からの鑑別(鑑別に関する記事) ・失神の鑑別診断 ・主訴:頭痛の鑑別診...