バセドウ病でのメルカゾールの減量方法

メルカゾール(5mg)減量のメソッド

・2週間毎に採血が出来る時:

・FT3が基準値内まで下がった場合メルカゾールを減量する。

・FT3が急速に改善している場合はメルカゾール2錠に、緩徐に改善している場合はメルカゾール2.5錠(2錠と3錠の隔日)

・メルカゾール減量で甲状腺ホルモン値が上昇に転じるようなら元の量に戻す。

・2−4ヶ月でメルカゾール1錠もしくは2錠で甲状腺ホルモン値を正常にキープできればTSHは遅れて正常化する。

FT4,FT3が正常化したら

ゆっくりとメルカゾールを1錠ずつ減量していく。

FT4とTSHが正常化したら

・TSHが正常値の中央ぐらいの数字になれば検査は3ヶ月に1回でOK。

・TRAbを3ヶ月毎にチェックし、ほぼ正常化したらメルカゾールを1錠隔日に減量する。

・メルカゾール1錠隔日投与でTSHが半年間程度基準値内であれば寛解している可能性がある。TFAb陰性の状態が6ヶ月続けばMMI内服の中止を検討する。

2,3年治療しても寛解しない場合

抗甲状腺薬で2−3年治療しても簡易あkしない場合や治療中に甲状腺腫が大きくなる場合などは他の治療を検討する。甲状腺全摘術(甲状腺ホルモンの障害に渡る内服が必要)もしくはアイソトープ治療等。

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