なぜ?– category –
-
なぜ?
腹部レントゲンでガスレスが意味するもの
腹部レントゲンでガスレスが意味するもの ガスレス=gasslessa=腸管に空気がうつらない所見 【ガスレスとなるものの例】 ・小腸閉塞 ・イレウス(麻痺性、絞扼、軸捻転) ・上腸間膜動脈血栓症 ・腸管虚血 ・胃腸炎や急性膵炎などによる繰り返す嘔吐 ・... -
なぜ?
腸炎の下痢患者に甘いもの禁忌な理由
腸炎の下痢で甘いものはダメで脂肪はそこまでダメじゃないという話 急性腸炎の下痢は主に3つのタイプがある(おさらい) 1,分泌性下痢: 小腸において水や電解質の分泌が亢進し吸収が追いついていない状態。例えばコレラでは腸管粘膜のGタンパク質を... -
なぜ?
便培養をいつ取るか
便培養の適応 便培養とは便に含まれる微生物を培養し、分離同定することであり感染性腸炎の原因菌の診断に必要になる。感染性腸炎には主にウィルス性の腸炎と細菌性腸炎とがあるが、ウィルス性腸炎の場合、細菌ではないので培養は出来ない。よって、便培... -
なぜ?
肺炎疑いで胸部CTを取るべきかどうか
肺炎が疑われる患者において胸部CTの適応は? 肺炎の診断は ◯臨床症状(咳、痰、呼吸苦など) ◯血液検査(WBCやCRPなど炎症反応の上昇) ◯画像検査(X線やCTでの肺炎像) ◯抗原検査(肺炎特異的な尿中抗原、喀痰抗原) などを合わせて行われる。 つま... -
なぜ?
サルモネラの分類(腸チフスと食中毒)
サルモネラは人間の消化管内に常在する腸球菌であるが、一部のサブタイプは感染することで病原性を示す。 サルモネラは色んな分類の仕方があるが、臨床的には ①腸チフスやパラチフスという重篤な疾患を引き起こすタイプ ②食中毒性腸炎の原因となるタイプ ... -
なぜ?
感染性腸炎で抗菌薬治療を考える時
感染性下痢症に抗菌薬は必要なのか。 感染性腸炎の原因は大きく分けてウィルス性と細菌性とがある。 抗菌薬は細菌を殺す薬なので当然であるがウィルス性腸炎には効かない。 逆に細菌性の腸炎であれば全例抗菌薬を使っていいのかというとそういうわけでも... -
なぜ?
ロキムコとは何か(→NSAIDS潰瘍の予防)
ロキムコとは何か ロキムコとはロキソニン+ムコスタを合わせた俗語。 NSAIDS鎮痛薬であるロキソニンは胃粘膜障害をしてしまうので、それを保護する意味合いで胃薬であるムコスタ(レバミピド)が一緒に処方されることが多い。ムコスタは胃粘膜でのプロ... -
なぜ?
ICUでのストレス潰瘍の予防とその適応
ストレス潰瘍とは身体的および精神的にに何らかのストレスがかかることにより上部消化管に潰瘍が生じることを言う(文字通り)。ICUに入室するような患者では高度に身体的な侵襲を受けており、さらにそれに対する治療によっても医原性な侵襲が加わっている... -
なぜ?
髄膜炎疑いの患者に頭部CTは必要か
髄膜炎患者に頭部CTは必要なのか 発熱と頭痛を主訴に来院して項部硬直が陽性の場合、髄膜炎を強く疑い腰椎穿刺をして確定診断をすることになるが、髄膜炎患者には頭部CTが必要なのだろうか。 答えはYESで、腰椎穿刺をする前に頭部CTを取って頭蓋内圧を... -
なぜ?
めまいにATPが効く理由
めまいにATPが効く理由 ATP(アデノシン三リン酸)(商品名;アデホスコーワ) ATPとはグルコースを分解してできる高エネルギーリン酸化物質であるが、めまいの治療に対しても頻繁に用いられている。 めまい症例に対するATPの臨床治験(耳鼻臨床 72: 1...