糖尿病

糖尿病患者の外来フォロー

糖尿病性腎症と他の腎症の鑑別

インスリン初期投与量の決め方

インスリン投与量増減の調節

持効型は朝空腹時血糖110以下を目標に、速効型は食後2時間の血糖180以下を目標に

超速効型と持降型インスリンのどちらを増やすべきか

糖尿病患者の状態把握のために

・血中インスリンと血糖値(絶食時)、とCペプチド(CPR)を測定する。

インスリン抵抗性の指標(空腹時IRIとHOMA-R)

基準値としては早朝空腹時の血中インスリン値が5〜15であれば正常範囲

・IRI>15μU/mLであればインスリン抵抗性あり

・HOMA-R=IRI × FPG /405。正常値は1.6以下。1.6〜2.5でインスリン抵抗性疑い、2.5以上でインスリン抵抗性あり

インスリン抵抗性があれば→抵抗性改善薬:ビグアナイド薬、チアゾリジン薬

インスリン抵抗性なければ→インスリン分泌促進薬:SU薬、グリニド薬、DPP4阻害薬

インスリン分泌能とその検査

・空腹時血中Cペプチド<0.3ng/ml→インスリン依存性糖尿病

・空腹時血中Cペプチド<0.6ng/ml→確実なインスリン分泌能低下

・空腹時血中Cペプチド<1.0ng/ml→インスリン分泌能低下

 CPRインデックス=空腹時血清CPR×100÷FPG

CPI(CPRインデックス)0.8以下では分泌予備能低下のためインスリン治療が必要

CPI 0.8〜1.2の間であればグレイゾーンと考える

CPI1.2以上であれば分泌能は保たれており食事療法や経口血糖降下薬で対応可能と考える。

CPI2以上であればインスリン分泌十分=インスリン抵抗性型の糖尿病

薬剤治療

経口血糖降下薬の使い分け  

GLP1受容体作動薬の使い時TIPS

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糖尿病のエントリーまとめ

糖尿病患者へのアプローチ  

糖尿病境界型への対応  

糖尿病患者HbA1cの目標の違い  

糖尿病患者の目標血糖値はいくらにするべきか(メモ)  

経口血糖降下薬開始のタイミング  

糖尿病治療のBOTとは  

糖尿病治療で専門医に紹介が必要なケース  

(緊急症)

低血糖発作へのアプローチ  

DKA/HHSへの初期対応  

(インスリン)

糖尿病のインスリン治療の適応  

インスリン分泌能とその検査  

インスリン基礎分泌と追加分泌の違い  

インスリン抵抗性の指標(空腹時IRIとHOMA-R)  

糖尿病でインスリン開始のタイミング  

混合型インスリン製剤とその適応  

強化インスリン療法とその適応  

スライディングスケールの適応とデメリット  

劇症1型糖尿病の診断基準  

(その他)

1型糖尿病で体重減少するのは何故か  

糖尿病性腎症で摂取カロリーをむしろ増やすべき理由  

糖尿病でケトアシドーシスになる理由  

糖尿病患者で発がんリスクが上昇する理由  

2型糖尿病で黒色皮膚腫がみられるのは何故か  

糖尿病でCVRRが低下する理由  

糖尿病でCharcot(シャルコー)関節になる理由  

シックデイとは何か  

慢性腎不全でインスリン必要量が減る理由  

随時更新中…