循環器– category –
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慢性心不全における輸液の選択
◯救急外来に慢性心不全の患者が来た場合 慢性心不全の患者が何らかの主訴で救急外来を受診された場合、急性増悪が疑われるようなケースであればとりあえず採血・ルートキープは行うことになる。そして採血結果が判明する前にとりあえず何らかの輸液をオー... -
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房室接合部調律と心室性補充調律の違い
⭐房室接合部調律と心室性補充調律の違い 洞結節がサボってもしくはブロックによって心室興奮が起こらない時に補充収縮が起こる。房室接合部で興奮が起きて心室収縮が起きる状態は房室接合部調律(junctional rhythm)、また心室が頑張って興奮していると... -
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心室頻拍(VT)を見つけたら
◯心室頻拍(VT)の波形 心室頻拍の定義は心室期外収縮の3連発以上連続すること(100拍/分以上のペースで)。心電図上の判断のポイントはQRS幅が広い(0.12mm以上=小さいマス目3つ分)。 wideQRSで頻脈になっていたら多くが心室性。一部上室性の可能性も... -
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高度房室ブロックと2:1房室ブロックの違い
◯1度房室ブロック〜3度房室ブロックの違い ・1度:房室伝導が遅延してPQ間隔が伸びる ・2度(wenckbach型):PQ間隔が次第に伸びて心室への興奮が脱落するもの。PQが徐々に伸びてQRSが脱落する。危険度は低い ・2度(mobitz型):PQ間隔が伸びずに突... -
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ペースメーカー植え込みの適応
ペースメーカー適応メモ 房室ブロック、洞不全症候群、徐脈性心房細動におけるペースメーカー適応について(By JCS2011ガイドライン) 病態によってペースメーカーの適応は違います。 ◯房室ブロックにおけるペースメーカー適応 ClassⅠ: 1.徐脈... -
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心エコーでの右室拡大の鑑別
心エコーで右室拡大を見たら考えるべき病態 →右室圧負荷、右室容量負荷、右室心筋疾患 (心エコーでの右室拡大の一例) ●右心系の圧負荷をきたす病態 1,肺高血圧あり、左房圧上昇なし=肺血管の問題 →原発性肺高血圧症、膠原病、慢性肺塞栓症など →... -
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心エコーで心嚢液をみたら
心エコーでの心嚢液をみたら ・健常者でも20ml程度の心嚢液は存在する。 ・心エコー検査時、重力に従って心嚢液は後面に貯まるが、心嚢液が中等度(300ml以上)になると前面にも出現してくる。 ・心嚢液と胸水が分かりにくいこともあるが、心臓周囲に全... -
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心房細動におけるリズムコントロール
病棟、あるいは救急外来で心房細動を見たら ◯リズムコントロールとレートコントロールどちらを行うか 心房細動の治療はリズムを洞調律に戻すリズムコントロールと、心拍数を正常化させるレートコントロールとがある。直感的にはまずはリズムを戻さないと... -
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ST上昇型梗塞と非ST上昇型心筋梗塞の違い
心筋梗塞には心電図でST上昇するST上昇型梗塞(STEMI)とST上昇の見られない非ST上昇型梗塞(NSTEMI)とがある。単純に説明すると、虚血が心臓壁全体に至っているとST上昇型、虚血が心内膜側だけにあると非ST上昇型になる。 www.kango-roo.com/sn/k/view... -
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E/Aとは何か(左室弛緩能)
E/Aを理解する前提として… ◯左室拡張能低下は収縮能低下よりも先に起こる ・左室拡張能は収縮能と異なり、加齢とともに低下する。つまり健常高齢者でも低下している。 ・心疾患では収縮能よりも先に拡張能がやられる。左室収縮能が低下している場合は拡...