循環器– category –
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ASDではなくVSDで感染性心内膜炎が生じやすい理由
ASDではなくVSDで感染性心内膜炎が生じやすい理由 ASD(心房中隔欠損症)は左房から右房へのシャントがあるが血流が穏やかであるので心内膜炎は起こしにくい。一方VSD(心室中隔欠損症)では左室から右室へのシャントがあり、また左房と右房に比べて圧較... -
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心室頻拍でwideQRSになる理由
心室頻拍でwideQRSになる理由 心室頻拍とはHis束より遠位の心室起源から発生して3拍以上連続して出現する100-250回/分の頻拍のこと。多くは心筋梗塞や心臓手術後などのように基礎疾患を有している場合が多い。心室頻拍は興奮が固有心室筋から発せられて... -
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右軸偏位と左軸偏位の見方とその原因
右軸偏位と左軸偏位の違い ✅電気軸の概念について心臓の興奮は洞房結節から始まり心房、心室という順に伝わる。左心室の興奮の大きさは右心室よりも大きいので全体の電気の流れとしては右心房から左心室の方向へと流れるといえる。(体の向き的には右上... -
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IABPの適応と禁忌
IABPの適応と禁忌 IABPとはintraaortic balloon pumping(大動脈内バルーンパンピング)の略で心不全時の循環補助に用いられる。心筋梗塞後の心不全などに対して薬物療法に加えて使われる。方法としては、胸部下行大動脈にカテーテルでバルーンを挿入し... -
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ebstein奇形でギャロップ音がする理由
ebstein奇形でギャロップ音がする理由 エブスタイン奇形とは三尖弁(前尖、後尖、中隔尖)のうち前尖は正常であるが、後尖、中隔尖が右室内に転位してしまっている奇形である。故に三尖弁の機能が悪く、三尖弁閉鎖不全となる。本来の右室は事実上右房化し... -
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ブロッケンブロー現象の機序
ブロッケンブロウ現象とは… 心室期外収縮が起こると、本来次に来るはずの心臓の収縮は不応期により無くなり、そのさらに次の収縮が代償的に1,5回分ぐらいの強力な収縮になる(これを期外収縮後増強という)。通常はこれにより大動脈圧は上昇するが、閉塞... -
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収縮性心膜炎でdip and plateauが見られる機序
収縮性心膜炎とは慢性的な炎症により心膜が線維性に肥厚、癒着、石灰化して心室の拡張が障害される疾患である。 心カテーテル検査で右室圧曲線のdip and plateau patternが見られるのが特徴的である。 *Images and Case Reports in Heart Failure Hydrox... -
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SAM(僧帽弁の収縮期前方運動)とは何か
閉塞性肥大型心筋症での僧帽弁収縮期前方運動(=SAM)はどのようなメカニズムで起こるのだろうか。 肥大型心筋症では心室中隔が肥厚することにより、左室流出路が狭くなる。するとそこを通過する血流はventuri効果の影響を受け、僧帽弁の前尖を心室中隔... -
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腹上死の原因と確率
腹上死とは性行為の途中(あるいはその後二時間以内)に突然死をきたす事を言う俗的な言葉であるが、実際の所腹上死の原因と頻度はどのようなものなのだろうか。 「内科診断リファレンス」を参考にデータを列挙すると ・性行為後に時間は交感神経の活性... -
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狭心症検査でアデノシン負荷をする理由
冠血流予備能の検査でアデノシンを付加するのは何故か アデノシンは血管平滑筋を弛緩させることにより、細動脈の拡張を拡張させる働きがある。アデノシンを投与することにより3倍以上の冠血流量の増加が期待される。 冠動脈に狭窄があると、狭窄部位よ...