循環器– category –
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low flow,low gradient ASとは何か
severe ASであってもEFが低下していると心拍出量が低下してドップラー法による圧較差は過小評価される傾向にある。これをlow-EF,low-gradient ASと呼ぶ。 低心拍出のために大動脈弁通過流速が低下し圧較差が過小評価されている真の高度ASと低心拍出が原因... -
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(文献)電気ショックに関してのチップス
(文献)電気ショックのミニレビュー pubmed.ncbi.nlm.nih.gov ミニレビューからの覚書 ✅電気ショック成功へのファクター ・エネルギー量は電圧と電流の組み合わせで決まる。 ・電気ショックが成功するかはパドルの大きさ、貼る場所、胸壁のインピーダ... -
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心エコー:菲薄化とエコー輝度上昇について
⭕心筋梗塞後の特徴的な心エコー所見・局所的壁運動の異常 ・収縮期の壁厚増加の減少または消失(通常は拡張期よりも収縮期の方が壁厚が増加する所見が得られる)。 ・心筋の局所的な菲薄化(≦0.6cm) ⭕菲薄化について 心筋の局所的な菲薄化は虚血性心疾患を... -
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大動脈解離の診察のポイントと緊急度
大動脈解離は一般的に突然の胸背部痛で出現する。 裂けるような痛み、移動する痛みが特徴的である。 診断のゴールドスタンダードは造影CT。血液検査のDダイマーも感度が非常に高いので陰性であれば否定的と言える。 大動脈解離が非常に疑わしい場合また... -
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心エコーの解釈:E/e'について
⭕E/e'は何を意味するのか E/e'は左房圧の評価として用いられる指標。E/e'は肺毛細血管楔入圧(PCWP)と関係すると言われており(r=0.87)、両指標には良好な正の相関が認められる。E/e'が15以上であればほぼ全例で左房圧上昇をきたしていると考えてよいし、... -
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(文献)長時間型ループ利尿薬アゾセミドはフロセミドより優れている
(一言)長時間型ループ利尿薬アゾセミドはフロセミドより慢性心不全の長期管理としては優れている。アゾセミドだと長期的な死亡率や再入院率が低下する。フロセミドだと短時間作用だからか循環動態への影響が大きくRAS系の活性化や交感神経活性化を引き起... -
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心エコー:LVOT径の測り方
心エコーでのLVOT径の測り方メモ ・LVOTとは左室流出路のこと (エコー図を2つほど紹介) ◯LVOT径を測ると何がわかるか? ・LVOTの直径を求めることで左室流出路の断面積が求まる(半径×半径×π) ・一回拍出量(SV)=VTI×LVOT断面積 ・心拍出量(CO)=S... -
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高血圧の患者をみたら
高血圧をみたら ・定義は収縮期140以上、拡張期90以上 ・高血圧をみたら動脈硬化のリスク因子を評価する (リスク因子:男性、年齢(男55歳以上、女65歳以上、喫煙歴、脂質異常症、空腹時耐糖能異常、75gOGTT、肥満、腹囲、家族歴(若年の心血管疾患) ... -
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少量心嚢液でも心タンポナーデになる理由
心嚢液が多量に貯留している場合は心タンポナーデを想起しなければならない。 が、心嚢液が少量であっても急速に貯留した場合は心タンポナーデになりうる。 何故か。 心臓を包んでいる心膜は左心系の拡張能に影響を与える。 心膜は伸展性に乏しい組織で... -
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心嚢液貯留が急性か慢性かの判断
⭕心タンポナーデ ・心エコーで心嚢液貯留を中等量以上認める場合は心タンポナーデを鑑別に挙げる (少量でも急性に貯留した場合はタンポナーデになりうる) ・心タンポナーデになると頸静脈怒張,低血圧,心音減弱(Beckの3徴)がでるのでそれを意識する...