感染症– category –
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感染症
A群βレンサ球菌の壊死性筋膜炎にペニシリン・クリンダマイシン併用する理由
【壊死性筋膜炎とは】 壊死性筋膜炎とは感染症によって筋肉の表面の表面に沿って壊死が進行する疾患。原因菌としては皮膚に常在する黄色ブドウ球菌やA群β溶血性れんさ球菌(通称人食いバクテリア)などがある。刺し傷などの外傷によって表皮から筋肉の内部... -
感染症
オグサワとは何か(オーグメンチン+サワシリン)
オグサワとは何か(オーグメンチン+サワシリン) オグサワとはオーグメンチンとサワシリンの併用の俗称。オーグメンチンとサワシリンはそれぞれアミノペニシリンの一種であり、商品名。 アミノペニシリンは従来のペニシリンと異なり、グラム陰性桿菌の... -
感染症
CRPと赤沈の違い
CRPと赤沈の違い CRPと赤沈は共に炎症と共に亢進する検査所見である。 CRPとはC-reactive proteinの略であり、急性相反応物質である。炎症性疾患や体内組織の崩壊がある場合に血中で増加し、炎症マーカーとして用いられる。一方、赤沈とは赤血球が試薬... -
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溶連菌性咽頭炎の診断基準:centor criteria
溶連菌咽頭炎の診断基準 急性咽頭炎は細菌性とウィルス性に分けられる。80-90%がウィルス性と言われており抗菌薬の必要がないが、15%ほどは細菌性の咽頭炎である。 細菌性とウィルス性の鑑別、そして不必要な抗菌薬投与を防ぐための方法が以下のcentor ... -
感染症
ゲックラー分類とその意義
ゲックラー分類(geckler分類)とは ゲックラー分類とは痰を評価するための指標である。 因みに”痰”とは… 肺や気管支といった呼吸器から分泌された、異物をからめとって外界に捨てるための粘液が、疾患などによって異常に多く分泌されるなどして順調に排出... -
感染症
グラム染色と培養検査の違い
グラム染色と培養検査の違いと使い分け グラム染色*1 塗抹培養検査*2 塗抹染色法(特にグラム染色)と培養検査はそれぞれ検体にどのような細菌が含まれてくれるかを教えてくれる検査であるが、その検査結果の意味合いは異なる(一長一短でありどちら... -
感染症
血液培養とその適応
血液培養はいつ行うか 血液培養とは文字通り血液を採取して、その中に菌がいるかどうかを培養することにより確かめる手法である。重篤な感染が疑われる場合は抗菌薬投与前に2セットの血液培養採取が必要である。 血液培養の適応は原則的には血液の中に菌... -
感染症
コアグラーゼとは(黄色ブドウ球菌と表皮ブドウ球菌の違い)
コアグラーゼとは: 血漿を凝固させる働きを持つ酵素(フィブリノーゲンをフィブリンにする)のことであり、これを産生する菌は凝固成分で自らの菌体を覆うために白血球の攻撃から逃れられるようになる。よってコアグラーゼ陽性菌は体内で死ににくくなり、... -
感染症
ポビドンヨードの作用機序
*1 ポビドンヨードは一般細菌、真菌、ウィルス、結核菌など幅広い微生物を殺菌することの出来る消毒薬である(例外的にバチルス属の芽胞には効かない)。ポビドンヨードはヨードを少しずつ遊離させる製剤であり、毒性の強かったヨードチンキを改良させた... -
感染症
血液培養を2セットとる理由
血液培養を2セットとるのは何故か 血液培養とは患者から採取した血液を培地入りのボトルに入れて感染症の原因となる細菌や真菌などが患者の血液内に侵入していないかどうかを調べる方法である。また、抗菌薬の感受性(効きやすさ)も調べることができる...