脳神経– category –
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瞳孔強直とその原因
瞳孔強直とその原因 瞳孔強直とは、瞳孔が入射光に対して縮瞳しない現象のこと。絶対性瞳孔強直、相対性瞳孔強直に分けられる。対光反射と輻輳反射の両方が傷害されるものを絶対性、対光反射のみが障害されている場合を相対性という。 絶対性瞳孔強直... -
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細菌性髄膜炎に対してステロイドを用いる理由
細菌性髄膜炎に対してステロイドを用いる理由 細菌性髄膜炎の治療として抗菌薬を使うのは当然であるが、それと同時に副腎皮質ステロイドも用いるのはなぜだろうか。 細菌性髄膜炎の組織障害性には細菌感染による直接的な障害だけでなく、破壊された細菌... -
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髄膜刺激症状とその検査法
髄膜刺激症状とその検査法 項部硬直・・・仰臥位の状態で頭部を前屈させると不随意的な抵抗があり曲がりにくい。傷ついた髄膜が引き延ばされるために患者は痛みを覚え、顎が前胸部につかなくなる。なお、項部硬直は高齢者の1/3で偽陽性となるため、決して特... -
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核上性と核下性の違い
核上性ニューロンと核下性ニューロンの違い 核上性とは脳神経系において、大脳皮質から脳幹までの脳神経細胞に至るまでを核上性ニューロン、脳幹の神経細胞から末梢を核下性ニューロンという。つまり大脳皮質にある神経細胞は直接目的地に到達するわけで... -
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バリズムと舞踏様運動の違い
バリズムと舞踏様運動の違い バリズムとは、上肢または下肢近位筋優位の振り回すような激しい不随意運動である。多くが片側に出現し、片側バリズムと呼ばれる。片側バリズムは体側の視床価格が責任病巣とされ、ほとんどが脳梗塞あるいは脳出血が原因とさ... -
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ギランバレーで蛋白細胞解離がみられるのはなぜか
ギランバレーで蛋白細胞解離がみられるのはなぜか ギランバレー症候群では風邪や胃腸炎などの先行感染の後に抗体が産生されるが、その抗体が外来の異物だけでなく、自分自身の神経の構成成分を攻撃してしまうことにより起こると考えられている(交叉抗原... -
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キサントクロミーとその原因
キサントクロミー(xanthochromia)とは何か キサントクロミーとは腰椎穿刺などの検査をした際に髄液が黄色調を示すことを言う。キサントクロミーの主な原因はクモ膜下出血や髄膜炎である。クモ膜下出血などによって赤血球が溶血し、髄液がビリルビンの... -
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ビタミンB12不足で亜急性脊髄連合変性症が引き起こされるのはなぜか
ビタミンB12不足で亜急性脊髄連合変性症が引き起こされるのはなぜか ビタミンB12は生体内において葉酸代謝、脂質代謝という2つの点において非常に重要な役割を持っている。 ここでは葉酸代謝の方は割愛して、脂質代謝の障害が起きるとなぜ亜急性脊... -
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劣位半球と優位半球の違い
劣位半球と優位半球の違い 大脳半球の働きには左右差があり、言語的、論理的思考を司る側を優位半球、その反対側を劣位半球という。脳の右側と左側でどちらが優位半球、劣位半球なのかは人によって異なる。一般的には左半球が優位半球であることが多いと... -
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アリセプト(ドネペジル)の作用機序
アリセプトとはアルツハイマー型認知症の治療薬。 アルツハイマー病の患者の大脳皮質や海馬と神経的に繋がるアセチルコリン神経の起始核である前脳基底核の神経細胞が変性脱落している。これらの領域においてアセチルコリン合成酵素が減少していて、それ...