脳神経– category –
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せん妄と認知症の違い
せん妄とは… 1:幻視、妄想、興奮、不安を主症状とする急性錯乱状態。 2:症状が1日の中で変動しやすい。夕方から夜にかけて悪化。患者は自分でせん妄と認知できない。 3:せん妄は脳の貧弱性がある所に身体疾患の発生・環境の変化が誘引となって発... -
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外減圧術と内減圧術の違い
頭を強くぶつけたりして頭蓋内で出血が起こり、血腫が形成される(=急性頭蓋内血腫)。血腫の増大で脳が圧迫されると神経症状の出現、最悪の場合は脳ヘルニアを引き起こす。そのため早期に診断し、血腫を除去する必要がある。 血腫を除去した後に、術後... -
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脳挫傷の病態生理
■脳震盪のはなし 脳表面の挫傷、つまり脳挫傷は様々な程度の点状出血、脳浮腫、組織破壊をきたす。脳挫傷や深部脳出血は、外力が加わることで脳が頭蓋骨に圧迫されることで生じる損傷=coup injuryや、脳が反動で戻るときに外力とは逆側の部位が損傷する... -
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部分発作と全般発作の違い
てんかん部分発作と全般発作の違い てんかんとは大脳皮質の神経細胞が過剰に興奮することによって起こる発作性の症状のことを言う。正常な神経細胞では、他の神経細胞からの興奮性シグナルと抑制性シグナルとのバランスに応じて興奮するが、てんかんでは... -
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硬膜外血腫の原因と病態生理
■頭蓋骨骨折などにより頭蓋骨と硬膜の間に出血が起こる病態。頭蓋骨と硬膜の間に血液が貯留してそれがやがて血腫を形成し脳組織を圧迫してしまう。出血源は中硬膜動脈の欠損によることが多いため、側頭部に最も多い。ほかの出血源としては板間静脈、上矢状... -
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側頭動脈炎について
浅側頭動脈や眼動脈などの血管に、巨細胞を含んだ肉芽腫性の炎症(巨細胞性動脈炎)が生じる疾患である。好発は50歳以上の女性。症状としては、片側性の拍動性の頭痛と浅側頭動脈の怒張・硬結、また眼動脈の狭小化による虚血性視神経症が生じる。最悪の... -
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内頚動脈と外頚動脈の走行
内頚動脈は脳を栄養する動脈で、頭蓋腔内に入るという意味から内頚動脈という。頸部では分岐せず、側頭骨の頚動脈管から頭蓋内に入り、眼動脈を分岐した後、椎骨動脈から分岐した脳底動脈とともにウィリス大動脈輪を形成する。 内頚動脈の最初の枝である眼... -
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脳動脈瘤の形成メカニズムと好発部位
脳動脈瘤は、先天的な動脈壁の中脈欠損に、高血圧・動脈硬化などの後天的な要因や血管内皮の修復障害が加わり形成されると考えられている 動脈分岐部に先天的な中膜欠損が見られることが多く、分岐部の血管兵には圧力がかかり続ける。そこに高血圧などの後... -
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coup injuryとcontrecoup injuryの違い
頭部を強打した際に生じる脳挫傷には以下の2つがありうる。 coup injury=直撃損傷 contrecoup injury=対側損傷 coup injuryとは… 頭蓋が打撃を受け動きを止めても慣性力によって脳は動き続けて頭蓋骨に衝突する。これにより、打撃を受けた側と同じ側の... -
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髄液漏と気脳症の関係
■髄液漏とは何か 頭蓋底の骨折により、骨と強い癒着のある硬膜・くも膜が損傷すると、そこから外部へと髄液が露出する。これを髄液漏といい、頭蓋底骨折の際の重要なサインとなる。髄液漏をきたしている場合、外部と頭蓋内との交通が認められるため、感...