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脳神経
Queckenstedt試験とその機序
Queckenstedt試験とは何か 頭蓋内の静脈とクモ膜下腔、それに脊柱管内のクモ膜下腔が正常に交通しているかを調べる試験。 画像参照*1 ルンバール(腰椎穿刺)を行う際に側頸部を両側から圧迫する。くも膜下腔が自由に交通していれば圧迫によって髄液... -
感染症
ゲックラー分類とその意義
ゲックラー分類(geckler分類)とは ゲックラー分類とは痰を評価するための指標である。 因みに”痰”とは… 肺や気管支といった呼吸器から分泌された、異物をからめとって外界に捨てるための粘液が、疾患などによって異常に多く分泌されるなどして順調に排出... -
手技・身体診察
グラム染色と培養検査の違い
グラム染色と培養検査の違いと使い分け グラム染色*1 塗抹培養検査*2 塗抹染色法(特にグラム染色)と培養検査はそれぞれ検体にどのような細菌が含まれてくれるかを教えてくれる検査であるが、その検査結果の意味合いは異なる(一長一短でありどちら... -
適応
血液培養とその適応
血液培養はいつ行うか 血液培養とは文字通り血液を採取して、その中に菌がいるかどうかを培養することにより確かめる手法である。重篤な感染が疑われる場合は抗菌薬投与前に2セットの血液培養採取が必要である。 血液培養の適応は原則的には血液の中に菌... -
手技・身体診察
翼状針と留置針の違い
翼状針と留置針の違い、使い分け 翼状針とは先端部分が翼のような形をしている注射針である。羽が付いていることから持って穿刺しやすく、また羽の部分をテープで固定しやすいというメリットが有る。 翼状針を用いなければならないという絶対適応のよう... -
ER
気管挿管、気管切開、エアウェイの違いとその適応
気管挿管、気管切開、エアウェイの違いとその適応 これらはいずれも気道確保の手段である。 気道確保とは酸素の通り道である気道が物理的に閉塞してしまっている場合に、それを解除することにより空気が通過して肺にまでいけるようにすることである。気... -
感染症
コアグラーゼとは(黄色ブドウ球菌と表皮ブドウ球菌の違い)
コアグラーゼとは: 血漿を凝固させる働きを持つ酵素(フィブリノーゲンをフィブリンにする)のことであり、これを産生する菌は凝固成分で自らの菌体を覆うために白血球の攻撃から逃れられるようになる。よってコアグラーゼ陽性菌は体内で死ににくくなり、... -
脳神経
偏頭痛を疑ったらする”POUND”
偏頭痛診断のために用いられる問診POUND POUND P:pulsating(拍動性の痛みかどうか) O:hour duration 4-72h(頭痛の持続時間) U:Unilateral(一側性の痛み) N:nausea(吐き気を伴うかどうか) D:disabling(何も出来ない状態=日常生活に支障がある... -
未分類
意識障害の鑑別診断:AIUEOTIPS
意識障害(意識消失)の鑑別はAIUEOTIPSで覚える! A:alcohol(急性アルコール中毒、アルコール離脱症状、ウェルニッケ脳症) I:insulin(低血糖、高血糖、ケトアシドーシス) U:Uremia(尿毒症) E:Encephalopathy(脳症=高血圧性、肝性)、Endo... -
産婦人科
適時破水、前期破水、早期破水の違い
陣痛発作によって胎児を包んでいる卵膜が破れて、中の羊水が外へ流れ出ることを破水と言う。破水は起こるタイミングによっていくつかに分類されている。 適時破水とは: 子宮口全開大の頃に破水すること。正常な時期の破水。 前期破水(premature rupt...