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薬理
ポビドンヨードの作用機序
*1 ポビドンヨードは一般細菌、真菌、ウィルス、結核菌など幅広い微生物を殺菌することの出来る消毒薬である(例外的にバチルス属の芽胞には効かない)。ポビドンヨードはヨードを少しずつ遊離させる製剤であり、毒性の強かったヨードチンキを改良させた... -
感染症
血液培養を2セットとる理由
血液培養を2セットとるのは何故か 血液培養とは患者から採取した血液を培地入りのボトルに入れて感染症の原因となる細菌や真菌などが患者の血液内に侵入していないかどうかを調べる方法である。また、抗菌薬の感受性(効きやすさ)も調べることができる... -
手技・身体診察
動脈血培養と静脈血培養の違い
動脈血培養と静脈血培養の違い *1 血液培養とは患者から採取した血液を培地入りのボトルに入れて感染症の原因となる細菌や真菌などが患者の血液内に侵入していないかどうかを調べる方法である。また、抗菌薬の感受性(効きやすさ)も調べることができる... -
感染症
エンデミック、エピデミックとパンデミックの違い
エンデミック(endemic)とは特定の地域で一定の頻度で繰り返される感染症のこと。風土病ともいう。流行が地域内に限定され、他の地域に拡大しない。例としては日本紅斑熱など。 エピデミック(epidemic)とはエンデミックよりも規模が大きくなり、広範囲... -
皮膚科
白色皮膚描記症と赤色皮膚描記症の違い
白色皮膚描記症と赤色(紅色)皮膚描記症の違い 皮膚をこすった時に、こすった場所に白い線が出来れば白色皮膚描記症、赤い線が出れば赤色皮膚描記症。 白色皮膚描記症の原因として有名なのがアトピー性皮膚炎である。これは血管反応の異常でありひっ... -
なぜ?
パラコート中毒に酸素投与禁忌の理由
パラコート中毒に酸素投与禁忌の機序 パラコートとは除草剤の成分である。草を枯らして木や根はからさない。また即効性はあるが持続性はないために除草剤として広く用いられてきた。 パラコートは細胞内に入るとNADPHなどの還元物質から電子を奪い、パラ... -
〜と〜の違い
フェイルセーフとプールフルーフの違い、医療での例
フェイルセーフ(fail safe)とは 軽いミスが重大な事故に繋がらないようにするための二重、三重の安全対策のこと。 使用者がミスをしてしまうことを前提とした設計となっている。例えば航空機において操作ミスをして危険な状態になったとしてもシステム側で... -
精神科
被保佐人、成年被後見人、被補助人の違い
成年被後見人とは精神疾患、認知症、知的障害などにより判断能力が常に欠けるものに対して法的な手続きを代理で行う後見人を必要とする者の事を言う。脳死判定されているものや重度の精神病・認知症などが該当する。 自分で物事を判断することが出来ないの... -
〜と〜の違い
細胞診、組織診、生検の違い
前提的な話として、組織とは多数の細胞が集まって一定の構造・役割をもつ細胞群のことである。 組織診とは患者の病変部から採取された組織を光学顕微鏡で病理学的に観察する方法である。組織レベルでの異常を見る。組織診の正式名称は”病理組織学的検査”... -
消化器
肝濁音界が消失する原因
そもそも肝濁音界とは: 腹部を打診するときにその場所に何の臓器があるかによって聞こえる音が異なる。 例えば叩いた所に腸管などの空気が溜まっていたらポンポンと高い鼓音がするし、肝臓や脾臓などの実質臓器を叩けば重い低調な音が聞こえる(=濁音...