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産婦人科
微弱陣痛とその原因
微弱陣痛とその原因 陣痛とは子宮の筋肉が周期的に収縮することにより胎児を娩出させようとする運動であるが、この力が弱まっている状態のことを微弱陣痛と呼ぶ。子宮の収縮力は内側法で測定することができるが、侵襲性もあり簡単ではないので陣痛の... -
産婦人科
排臨と発露の違い
排臨と発露の違いについて簡単にまとめました。 ■排臨・発露が見られるのは分娩第2期 子宮口が全開大してから胎児が娩出されるまでの時期を分娩第2期と呼ぶ。 (ちなみに分娩第1期は分娩開始から子宮口が全開大するまでの時期。分娩第3期は胎児娩出... -
血液検査
可溶性IL2受容体(sIL-2R)高値の原因と意義
■IL2受容体とは何か IL2(インターロイキン2)とは活性化ヘルパーT細胞から分泌されるサイトカインで、リンパ球や腫瘍細胞のの表面にあるIL2受容体(IL2R)に結合し、これら免疫細胞を活性化させる役割を有する。 IL2受容体はα鎖、β鎖、γ鎖の3つのユニッ... -
血液
デスモプレシンの作用機序(vonwillebrand病の治療)
■vonwillebrand病の病態 常染色体遺伝子の異常により、vonwillebrand因子を正常に作れなくなり、血小板の血管内組織への粘着がうまくいかずに一次止血障害をきたしてしまう疾患である。 vonwillebrand因子とは血管内皮で産生され、血管のコラーゲンと血... -
代謝内分泌
副腎静脈サンプリングとは何か
副腎静脈サンプリングとは原発性アルドステロン症を診断するための検査である。 ■原発性アルドステロン症とは 副腎皮質の球状層に過形成が起こり、アルドステロンが過剰に分泌される疾患である。アルドステロンは腎臓の集合管でナトリウムイオンを再吸収... -
代謝内分泌
逆説的アシドーシスとは何か
糖尿病性アシドーシスの治療として、まずインスリンが用いられる。インスリンは標的細胞に働く際に血液中のカリウムを細胞の中に入れる作用があるので、それにより血液をアルカリに傾けることが出来る(一般的に、血中カリウムが上昇すればアシドーシス... -
代謝内分泌
MENの覚え方・ゴロ合わせ
MEN(multiple endocrine neoplasia)とは多発性内分泌腫瘍のことで、定義としては2つ異常の内分泌腺で同時に腫瘍や過形成が生じる病態のことである。 どのような腫瘍の組み合わせかで MEN1型(wermer症候群) MEN2A型(sipple症候群) MEN2B型 に分類... -
代謝内分泌
女性化乳房をきたす疾患の覚え方
女性化乳房とは男性の乳腺組織が増殖する良性疾患である。病因としては男性ホルモンのアンドロゲン産生の低下や女性ホルモンのエストロゲン産生の上昇である。 鑑別としては、乳腺組織の増殖を伴わない胸部の脂肪沈着(肥満男性に多い)や男性乳がんが考え... -
代謝内分泌
ペラグラの症状とそのゴロ合わせ
ペラグラの症状とその覚え方 ペラグラとはナイアシン不足により生じる欠乏症状のことであり、日本においてはアルコール多飲や偏食により発症することがある(発展途上国では栄養失調として生じる)。症状としては皮膚症状(露光部の紅斑、色素沈着)、下... -
血液
DICにおけるDダイマー/FDP比の意義
■DICとは DIC(播種性血管内凝固症候群)とは何らかの基礎疾患により全身の血管内において血栓が形成されやすくなり、血小板や凝固因子が過剰に消費され、出血傾向になってしまう病態である。 DICでは形成された血栓を溶かすために線溶系が亢進し、凝固...