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腎臓
多発性嚢胞腎で十分な水分摂取が推奨される理由
多発性嚢胞腎とは多数の嚢胞が腎臓の両側に生じて腎機能の低下、最終的には腎不全に至る遺伝性疾患である。日本における頻度は10万人あたり10人前後。 遺伝形式としては常染色体優性と常染色体劣性の2タイプがあり、常染色体優性タイプでは成人(特... -
適応
観血的固定法と非観血的固定法の違いと適応
骨折治療:観血的整復固定法と非観血的整復固定法の違い 骨折の治療は主に整復、固定、リハビリテーションに分けられる。整復や固定はその方法により非観血的方法と観血的方法に分けることができる。 ざっくり言えば観血的・非観血的という言葉は文字通... -
整形外科
脊柱側弯症のrib hump(肋骨隆起)とは何か
脊柱側弯症とは前額面(患者を前から見た時)で脊柱が横に湾曲している状態である。 上記イラストは側弯症とパワープレートより引用 分類としては原因不明の特発性脊柱側弯症と続発性脊柱側弯症とがある。 ・特発性脊柱側弯症は最も頻度が高く、発症年... -
整形外科
腫骨骨折によるBohler角の減少とは何か
踵骨骨折とは高所からの転落などによって踵骨に外力が集中した時に生じる骨折である。踵骨は海綿骨なので潰れやすく、また腰椎圧迫骨折を伴うことが多い。 症状としては踵部の腫脹と皮下出血そして圧痛が認められる。また受傷直後から踵部への荷重が不能と... -
未分類
骨膜反応とは何か
骨膜とは緻密骨の外側にある線維性の被膜であるが、通常はX線では写らない。しかし骨腫瘍や骨髄炎あるいは外傷などによって骨膜が刺激されて骨新生が起こるとX線上で陰影として描出されるようになる。この現象は病的であり骨膜反応と呼ばれている。 骨膜反... -
整形外科
大腿骨頭壊死の帯状硬化像とは何か
大腿骨頭壊死とは無菌性・阻血性に大腿骨頭の壊死症である。原因としてアルコール、ステロイド、外傷、膠原病などが知られている。 好発部位は荷重部である大腿骨頭前上部。 X線上の特徴として壊死層の透過陰影とその周囲の帯状硬化がある。 病変部の... -
腎臓
血尿と潜血、ヘモグロビン尿の違い
血尿とヘモグロビン尿の違い 血尿とは尿に赤血球が混ざったものをいう。 血尿は混ざる血液量に応じて肉眼的血尿と潜血(顕微鏡的血尿)に分けられる。 ・肉眼的血尿…多量の赤血球が混ざることにより肉眼的に尿が赤くなる状態。尿1L中に1ml以上の血液が... -
解剖学
胃静脈瘤にBRTOが用いられるのはなぜか
BRTOとはballoon occluded retrograde transvenous obliteration(バルーン下逆行性経静脈的塞栓術)のことである。 食道静脈瘤に対しては内視鏡的硬化療法が有効であるが、胃静脈瘤に対しては中々効果が上がらなかった。そこで開発されたのがBRTOという... -
皮膚科
膿瘍と膿疱、嚢腫の違い
似ている用語の整理 ・嚢胞とは水疱の内容物が白血球(主に好中球)の浸潤により膿汁となり、黄色に濁って見えるもの。 細菌の感染を伴う感染性嚢胞と伴わない無菌性嚢胞がある。 ・膿瘍とは真皮、または皮下組織に膿汁の溜まったもの。 ・嚢腫とは膜様の... -
未分類
CRT(爪床血流充填時間)とは何か
CRTとはcapillary refilling timeの略で爪床を5秒間圧迫して圧迫解除後に再び赤み帯びるまでの時間のことである。末梢循環を評価するための指標であり、2秒以上かかるようであれば異常でありショックが示唆される。この検査法は爪床圧迫テストとも言われ...