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腎臓
慢性腎不全で低カルシウム血症になる機序
慢性腎不全で低カルシウム血症になる機序 慢性腎不全になると糸球体濾過量が低下し、リンの排泄ができなくなるので高リン血症になる。すると副甲状腺からPTHが分泌されて高リン血症を解消するが、腎不全が進行するにつれて代償できなくなる。 高リン血症... -
代謝内分泌
バセドウ病で限局性の粘液水腫が生じる理由
バセドウ病で限局性の粘液水腫が生じる機序 バセドウ病とは甲状腺ホルモンが過剰に分泌され、甲状腺機能亢進となる疾患である。甲状腺に対する自己抗体TSH受容体抗体(TRAb)が原因と考えられている。 頻度はあまり高くないが、粘液水腫が下肢前頸骨部や... -
代謝内分泌
尿細管性アシドーシスで低カリウムになる機序
尿細管性アシドーシスで低カリウムになる機序 尿細管性アシドーシスは障害部位によって近位型(2型)と遠位型(1型)の二つに分けられる。近位型では重炭酸イオンの再吸収障害で、遠位型ではプロトンイオンの排泄障害により体内が酸性に傾きアシドーシ... -
循環器
連続性雑音の原因と機序
連続性雑音の原因と機序 連続性雑音とは収縮期〜拡張期を通じて(2音を越えて途切れずに連続して)聞こえる心雑音。収縮期と拡張期に非連続的に聞こえる往復性雑音とは異なる。 連続性発音は収縮期、拡張期を通じて圧較差が存在し、しかも圧較差に沿っ... -
代謝内分泌
SIADHで尿量低下しない機序
SIADHで尿量低下しない理由 SIADHとはADHつまりバソプレシンが過剰に産生されてしまう病態であるが、バソプレシンの働きにより集合管から水が再吸収されて血中Na濃度が低下する。単純に考えれば集合管からの水の再吸収が亢進するので尿量が低下しそうで... -
未分類
アルドステロン症で糖尿病(耐糖能異常)となる理由
アルドステロン症で糖尿病となる機序 原発性アルドステロン症では副腎皮質からアルドステロンが過剰に分泌されることにより、集合管に作用して様々な症状を引き起こしてしまう疾患である。 アルドステロンは集合管においてナトリウムの再吸収とカリウム... -
輸液
低Na血症の原因と鑑別
低ナトリウム血症の原因と対応 (今までの投稿の寄せ集め的な記事ですが) 【フローチャート】 STEP1,血漿浸透圧から低Na血症の原因を絞る。 血漿浸透圧の予測式=2×Na+2.8/BUN+18/Glu 浸透圧が280以下であれば低張性低Na血症、280以上であれば高張... -
代謝内分泌
甲状腺ホルモンT3、T4、rT3の違い
甲状腺ホルモンT3、T4、rT3の違い □甲状腺ホルモンの合成と分泌 甲状腺の瀘胞上皮細胞に甲状腺ホルモンの材料となるヨウ素イオンが取り込まれる。そこで別に作られていたTg(サイログロブリン)と甲状腺ペルオキシダーゼ(TPO)の作用により縮合反... -
薬理
逆流性食道炎に抗コリン薬禁忌の理由
逆流性食道炎に抗コリン薬禁忌の理由 胃食道逆流症とは酸性である胃の内容物が食道に逆流することで食道を傷つけてしまう疾患である。治療法としては胃酸の分泌を抑える薬剤であるプロトンポンプインヒビターやヒスタミンH2受容体拮抗薬などが用いられる。... -
呼吸器
気管支透亮像(airbronchogram)とは何か
気管支透亮像(airbronchogram)とは何か imgarcade.comより引用 浸潤影やスリガラス様陰影の中に映る空気を含有した気管支の像である。本来、浸潤影やスリガラス様陰影は全体が均一に白く映るものであるが、気管支透亮像の場合はその内部に気管支が黒く...