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薬理
食道癌にルゴール染色で白くなる機序
食道ガンに対するルゴール染色で白くなる理由 ルゴール溶液とはヨウ素、ヨウ化カリウム、グリセリンなどからなる溶液である。この液体は食道ガンの検査で用いられる。 ヨウ素でんぷん反応というのはでんぷんとルゴール(ヨウ素)が反応することによって... -
消化器
ピロリ菌除菌が逆流性食道炎の増悪因子となる理由
ピロリ菌除菌が逆流性食道炎の増悪因子となる理由 胃食道逆流症(GERD)とは酸性の胃内容物が食道方向に逆流することにより食道を傷つけてしまう疾患。ただし食道の下には下部食道括約筋があるので胃の内容物は通常逆流しないようになっている。 逆流性食... -
腎臓
血漿交換と血液吸着法の違い
血漿交換と血液吸着法の違い これらはともに除去療法(アフェレシス)と呼ばれていて、血液透析の親戚のような治療法である。 血漿交換というのは血球は通過できないが病因物質は通過できるぐらいの孔を持つ膜で病因物質だけ選択的に除去する方法。血... -
消化器
zollinger Ellison症候群で水様便になる機序
zollinger Ellison症候群で水様便になる機序 Zollinger Ellison症候群とは膵臓にできる内分泌腫瘍であり、ガストリンを腫瘍性に産生する疾患である(=ガストリノーマ)。ガストリンは本来胃や十二指腸にあるG細胞から分泌されるが、胎生期には膵臓から... -
消化器
胃切除後合併症で嘔吐が生じる理由
胃切除後合併症で嘔吐が生じる理由 胃を摘出した後にビルロート2法で再建を行うと輸入脚症候群という合併症が起こる。 輸入脚とは十二指腸から胃に至る経路のこと。胃から空腸への経路は輸出脚と呼ばれる。 輸入脚は捻れているために、そこにファータ... -
消化器
経腸栄養と経静脈栄養の違い
経腸栄養と経静脈栄養の違いについて簡単にまとめ 経腸栄養も経静脈栄養もいずれも患者自身が自分で物を食べられないときに(術後、嚥下障害など)実施する栄養管理方法である。 基本的に腸管が少しでも機能しているのなら経腸栄養をする。経腸栄養では... -
脳神経
視床症候群とは何か(メモ
視床症候群とは何か 視床の役割とは簡単に言えば ・感覚情報の中継・運動機能調節の補助 の2点である。 視床症候群とは後大脳動脈から分岐した視床膝状体動脈が閉塞し、片側の視床が傷害されると、それと反対側半身の全感覚障害、強いしびれ、痛みな... -
消化器
上腸間膜動脈症候群で前屈位で症状が軽減する理由
上腸間膜動脈症候群で前屈位で症状が軽減する理由 上腸間膜動脈症候群とは上腸間膜動脈と大動脈の間に十二指腸が挟まれてしまい通過障害をきたす疾患である。ダイエット後など、やせた女性に好発し、吐き気や腹部膨満感、腹痛などの症状を呈する。 前屈... -
小児科
新生児で生理的体重減少が起こる理由
新生児で生理的体重減少が起こる機序 新生児は出生直後よりも体重が一次的に減少することが知られている。3〜4日では出生時よりも10%近く減少し、1週間ほどで元の体重に戻る。これは決して病的なものではなく、健康な新生児にも起こる現象である。 こ... -
循環器
人工心肺装置を用いると組織間質に水が貯留しやすくなるという話(メモ
人工心肺装置を用いると組織間質に水が貯留しやすくなるという話 心臓の手術の際は、心臓の代わりをしてくれる人工心肺装置という機械で全身に血液を送り出すことになる。これは体が今までに経験したことのないような「非生理的」な環境であり、循環系...