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循環器
褐色細胞腫の治療でβブロッカーではなくαブロッカーが用いられる理由
褐色細胞腫の治療でβブロッカーではなくαブロッカーが用いられる理由 褐色細胞腫とは副腎髄質細胞や傍神経節細胞から発生する腫瘍でカテコールアミンを過剰に産生することから高血圧や代謝亢進などの症状を引き起こす疾患である。高血圧の治療としてはα... -
循環器
褐色細胞腫で起立性低血圧をきたす理由
褐色細胞腫で起立性低血圧をきたす理由 褐色細胞腫は副腎髄質細胞や傍神経節細胞などに発生する腫瘍でカテコールアミンを過剰に分泌してしまい、高血圧や代謝亢進、高血糖に頭痛などさまざまな症状を呈する疾患である。 しかし一方で、起立時に大幅に血... -
消化器
回盲部切除後の患者で下痢が起こりやすいのはなぜか
回盲部切除後の患者で下痢が起こりやすいのはなぜか 急性虫垂炎などの手術で回盲部切除を行うと、回腸で胆汁酸が再吸収されなくなり下痢を頻発することが知られている。胆汁酸は腸肝循環で再吸収されずに大腸にいくと微生物による変換を受け脱水素胆汁酸... -
代謝内分泌
アルドステロン/レニン比の意義
アルドステロン/レニン比の意義 ・アルドステロンとレニン共に上昇=続発性アルドステロン症・レニンが低値にもかかわらずアルドステロンのみ上昇=原発性アルドステロン症 血症アルドステロン(pg/ml)血症レニン活性(ng/ml/h)の比を用いる。この比が2... -
呼吸器
アレルギ—性気管支肺アスペルギルス症の気管支拡張はなぜ中枢性に起こる?
アレルギ—性気管支肺アスペルギルス症で中心性気管支拡張がみられるのはなぜか アレルギ—性気管支肺アスペルギルス症とはアスペルギルスによって発症する呼吸器疾患であり、アレルギー機序により喘息様賞状と好酸球増加を伴い、胸部CTなどで中枢性気管支... -
循環器
QT延長症候群の治療でβ遮断薬が用いられる理由
QT延長症候群の治療でβ遮断薬が用いられる理由 QT延長症候群とは心筋の活動電位の延長によって心電図のQT感覚が延長する症候群である。発作を起こすとtorsade de pointes(TdP)という多形性心室頻拍をきたすのが特徴的であり突然死を起こす危険性がある。... -
血液
発作性夜間ヘモグロビン尿症で早朝のコーラ尿が見られるのはなぜか
発作性夜間ヘモグロビン尿症で早朝のコーラ尿が見られる機序 発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)とは後天的に出現した異常造血幹細胞によるクローン性疾患である。PNH血球では特定の蛋白質を血球細胞膜につなぎ止めるGPIアンカーに異常が起こり、血球... -
循環器
ASDではなくVSDで感染性心内膜炎が生じやすい理由
ASDではなくVSDで感染性心内膜炎が生じやすい理由 ASD(心房中隔欠損症)は左房から右房へのシャントがあるが血流が穏やかであるので心内膜炎は起こしにくい。一方VSD(心室中隔欠損症)では左室から右室へのシャントがあり、また左房と右房に比べて圧較... -
呼吸器
貧血で低酸素血症にはならない理由
貧血で低酸素血症にはならない理由 低酸素血症とは動脈血中の酸素分圧が低下している状態のことをいうが、原因としては肺胞低換気、シャント、拡散障害、換気血流不均等がある。貧血も低酸素血症になりそうな気がしてしまうが、それは正しくない。貧血と... -
呼吸器
肺ガンでビタミンD活性が低下する機序
肺ガンでビタミンD活性が低下する機序 扁平上皮癌では腫瘍細胞がPTHrPを過剰産生することが知られている。PTHrPとは副甲状腺ホルモン(PTH)と共通の構造をもつタンパク質でPTH受容体を介して作用する。PTHの作用で骨吸収促進して高カルシウム血...