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血液ガス
糖尿病性ケトアシドーシスでクスマウル呼吸になる機序
糖尿病性ケトアシドーシスでkussmaul呼吸になるのはなぜか。 1型糖尿病では自己免疫的な機序により膵島ベータ細胞が破壊され、インスリンが正常に分泌されなくなる。インスリンがないと細胞は糖を利用することが出来なくなりエネルギー不足に陥る。その... -
代謝内分泌
痛風と偽痛風の違い
痛風と偽痛風の違い 偽痛風とは… 痛風とは尿酸塩結晶が関節内に析出する事により生じる急性関節炎発作である。尿酸代謝異常により高尿酸血症を持続することで発症する。偽痛風は痛風と同じように急性の関節痛発作を起こすが、析出する物質が尿酸ではなく... -
代謝内分泌
先端巨大症で手根管症候群になる理由
先端巨大症で手根管症候群になる機序 先端巨大症とは成長ホルモンが過剰に分泌される疾患であり、骨や軟部組織の肥大所見が特徴的である。軟部組織の増加により、手根管内腔の狭窄をきたし主根管症候群となる。(手根管とは腱と神経が走っている手首内の... -
代謝内分泌
先端巨大症で高血圧になる機序
先端巨大症で高血圧になる機序 先端巨大症とは成長ホルモンが過剰に分泌される疾患であり骨や軟部組織の肥大所見が特徴的である。成長ホルモンには腎臓の近位尿細管に作用し、Na,Cl,Pなどの再吸収を促進する働きもある。血液中のNaが濃くなるとそれを薄... -
腎臓
糖尿病性腎症で摂取カロリーをむしろ増やすべき理由
糖尿病性腎症で摂取カロリーをむしろ増やすべき理由 糖尿病の三大合併症として糖尿病性腎症がある。治療方針として、厳格な血糖コントロール、降圧療法、蛋白制限食がある。 イラストはwebsite糖尿病ネットワークより引用 腎不全は上記のイラストのよ... -
代謝内分泌
神経性食思不振症で成長ホルモンが上昇する理由
神経性食思不振症で成長ホルモンが上昇する理由 神経性食思不振症(神経性やせ症)とは病的な痩せをきたす摂食障害である。心理的要因・社会的要因・生物学的な要因などによって現れる精神疾患で、「他人からどう見られているか」に異様にこだわるために... -
循環器
心室頻拍でwideQRSになる理由
心室頻拍でwideQRSになる理由 心室頻拍とはHis束より遠位の心室起源から発生して3拍以上連続して出現する100-250回/分の頻拍のこと。多くは心筋梗塞や心臓手術後などのように基礎疾患を有している場合が多い。心室頻拍は興奮が固有心室筋から発せられて... -
代謝内分泌
甲状腺機能低下症で補充療法を急速にしてはならない理由
甲状腺機能低下症で補充療法を急速にしてはならない理由 甲状腺機能低下症とは甲状腺ホルモンの作用不足により全身に様々な症状が出る。各種臓器の代謝障害によって血中コレステロールが上昇し、年齢不相応に動脈硬化が進行することが多い。甲状腺機能低... -
代謝内分泌
原発性アルドステロン症でテタニーが生じる理由
原発性アルドステロン症でテタニーが生じる機序 原発性アルドステロン症とは副腎皮質の球状層に腫瘍あるいは過形成が起こりアルドステロンが過剰に分泌される疾患である。アルドステロンの役割としてナトリウムの再吸収とカリウムの排出があるので、アル... -
代謝内分泌
褐色細胞腫に造影CTが禁忌の理由
褐色細胞腫に造影CTが禁忌の理由 褐色細胞腫とは副腎髄質細胞や傍神経節細胞などから発生する腫瘍でカテコールアミンを過剰に分泌して高血圧、代謝異常などを示す疾患である。部位診断としてCT、MRI、副腎シンチグラフィなどが用いられるが、造影剤は禁...