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心電図
右軸偏位と左軸偏位の見方とその原因
右軸偏位と左軸偏位の違い ✅電気軸の概念について心臓の興奮は洞房結節から始まり心房、心室という順に伝わる。左心室の興奮の大きさは右心室よりも大きいので全体の電気の流れとしては右心房から左心室の方向へと流れるといえる。(体の向き的には右上... -
代謝内分泌
圧痕性浮腫と非圧痕性浮腫の違い
圧痕性浮腫と非圧痕性浮腫の違い 圧痕性浮腫とは間質に水のたまる状態で、心不全、腎不全、肝硬変などで見られる。機序には2つの種類がある。 1、血管内の浸透圧が低下する場合ネフローゼ症候群で血管から蛋白がどんどん漏れていく場合、肝硬変などで... -
脳神経
lucid intervalとは
lucid intervalとそのメカニズム 頭部外傷の直後に脳震盪により一過性の意識障害を起こすが、その後しばらくの間は意識が明瞭になる時期があり(lucid interval)、その後再び意識レベルが低下する。一度意識が回復したのになぜ再度意識レベルが低下してし... -
脳神経
パンダの目(black eyes)は何故起こるか
black eyes(raccoon eyes)ができる機序 前頭蓋底骨折をすると、眼球周囲の皮膚が赤紫色に変色することが知られている。骨折による皮下出血によるもので、溶血した血液が眼球周囲の脂肪に浸潤するために変色が起こる。この所見は英語でraccoon eyesとも... -
代謝内分泌
バセドウ病で筋力低下する理由
バセドウ病で筋力低下になる機序 バセドウ病とはTSH受容体に対する自己抗体が産生されることにより甲状腺が刺激され、甲状腺機能亢進症を引き起こす疾患である。症状としては眼球突出や頻脈、甲状腺腫大が代表的であるが周期性四肢麻痺の合併も知られて... -
代謝内分泌
グルカゴノーマで壊死性遊走性紅斑が見られる理由
グルカゴノーマで壊死性遊走性紅斑が見られる理由 グルカゴノーマとはグルカゴンを過剰に分泌する腫瘍性病変である。グルカゴンは肝臓のグリコーゲンを分解しグルコースにする働きがあるので血糖値が上昇し糖尿病をきたす。また、グルカゴンはアミノ酸を... -
代謝内分泌
willson病でアミノ酸尿が出る理由
willson病でアミノ酸尿が出る機序 willson病とは肝臓におけるセルロプラスミンの合成異常により、肝臓に取り込んだ銅をうまく胆汁に排泄することが出来ず、銅が肝臓、脳、腎臓、角膜などに沈着してしまう疾患である。本来、銅を運搬するセルロプラスミン... -
代謝内分泌
SIADHで頭痛が生じる機序
SIADHで頭痛が生じる機序 SIADHつまりバソプレシン分泌過剰症では、バソプレシンが不適切に持続的に分泌される疾患である。その結果体内に水分が貯留し、血中ナトリウムが希釈されてしまう。低浸透圧血症のため、水分が脳細胞に移行し脳細胞が腫大し、頭... -
循環器
IABPの適応と禁忌
IABPの適応と禁忌 IABPとはintraaortic balloon pumping(大動脈内バルーンパンピング)の略で心不全時の循環補助に用いられる。心筋梗塞後の心不全などに対して薬物療法に加えて使われる。方法としては、胸部下行大動脈にカテーテルでバルーンを挿入し... -
健康ネタ
腸内細菌と肥満の関係
腸内細菌(腸内フローラ)について 腸内フローラが全身の健康に影響を与えていることがわかってきた。たとえば糖尿病、がん、アレルギー、肥満など。これまで考えてもいなかった病気が腸内フローラと関係している。また、最先端の遺伝子解析によって新し...