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代謝内分泌
睡眠時無呼吸症候群で心不全になる機序
睡眠時無呼吸症候群で心不全になる理由 睡眠時無呼吸症候群(OSAS)とは睡眠時に10秒以上の呼吸停止が1時間に5回以上みられる症候群。睡眠時にいびきが目立ち、また睡眠が浅いことから昼間に傾眠傾向となる。無呼吸の状態が継続すると、低酸素血症、高... -
なぜ?
細胞内脱水にブドウ糖輸液が用いられる理由
細胞内脱水にブドウ糖輸液が用いられる理由 蒸留水を輸液すると浸透圧が低いので赤血球の中に水が移動して溶血を起こしてしまう。そこで溶血を起こさないように浸透圧を調節した補液が行われる。ブドウ糖輸液の場合は5%で行わる(=1Lの水に50gのブド... -
なぜ?
生理食塩水輸液が0.9%である理由
生理食塩水輸液が0.9%である理由 なぜ生理食塩水を輸液する際の濃度は0.9%なのだろうか。その考え方。 生理食塩水、つまりNaClの分子量は58.5なので、1gのNaClの分子量は1/58.5=0.0017=17mmolとなる。0.9%NaClというのは1LのNaCl溶液に9gのNaClが溶けて... -
未分類
正球性貧血の鑑別フローチャート
正球性貧血の鑑別フローチャート 正球性貧血とはMCVが80-100の状態の貧血のことである。 その1:まずは網赤血球数を確認する。網赤血球数の値としてRPIが有用。RPI>2の時は骨髄は赤血球の産生を正常に行っているサインで、貧血の原因とし... -
未分類
貧血の計算。RPIとは何か
貧血の計算。RPIとは何か〜 RPIとはreticulocyte production indexの頭文字で網赤血球産生指標のことである。網赤血球とは成熟赤血球の前駆細胞のことで、網赤血球が多いほど血液細胞をたくさん作ろうとしているということになる。 RPIの計算式として... -
血液
赤血球浸透圧抵抗減弱とは何か
赤血球浸透圧抵抗減弱とは何か 赤血球浸透圧抵抗減弱とは遺伝性球状赤血球症(HS)にみられる特徴的な検査所見である。なぜHSでは赤血球浸透圧抵抗が減弱するのだろうか。 遺伝性球状赤血球症とは、赤血球の膜の細胞骨格を形成する分子の異常により、正... -
薬理
ステロイドの副作用の機序と覚え方
ステロイドの副作用の機序と覚え方 ステロイドの副作用で代表的なものとして糖尿病、骨粗鬆症、白内障、緑内障、精神症状、潰瘍形成、感染症、大腿骨頭壊死などがある。 語呂合わせ:ステレオのトーンこそ迫力、心は快感大 ステレオの=ステロイドの副... -
脳神経
交通性水頭症と非交通性水頭症の違い
交通性水頭症と非交通性水頭症の違い 水頭症とは、髄液が頭蓋内腔に過剰に貯留した状態の疾患。 髄液の流れ:脳室の脈絡叢から分泌→側脳室→モンロー孔→第三脳室→中脳水道→第四脳室→ルシュカ孔→マジャンティー孔→くも膜下腔という順になっている。くも膜... -
血液
血漿鉄消失時間とは何か
血漿鉄消失時間とは何か 血漿鉄消失時間(PIDT:plasma iron disappearance time)とは放射性同位体で標識した鉄を静脈注射し、その鉄が血漿から消えるのにどのぐらいの時間を要するかを測定する試験である。一般的には半分の量になるまでの時間を計り、、PI... -
消化器
下血の原因と鑑別
下血の鑑別診断について簡単にまとめてみた。 主に考えられる疾患… ・大腸癌中高年に多く、無痛性の下血がみられたらまず疑う。下痢や便秘などの便通異常を伴うことも多い。左側結腸ではイレウス症状がでやすい。 ・虚血性腸炎高血圧や動脈硬化を背景...