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呼吸器
中枢化学受容体と末梢化学受容体の働きと違い
中枢化学受容体と末梢化学受容体の働きと違い 体内には末梢と中枢の化学受容体があり、それらによってPaO2とPaCO2が一定に保たれている。 末梢化学受容体は頸動脈小体と大動脈小体がある。頸動脈小体は内頸動脈と外頸動脈の分岐部にあり、Pa... -
薬理
WPW症候群の心房細動へジゴキシン、ベラパミルが禁忌の理由
WPW症候群へのジゴキシン、ベラパミルが禁忌の理由 WPW症候群とは何か 心房筋と心室筋の間に存在するkent束により心房興奮が心室筋に伝導され、房室結節を経由してくる正常な興奮よりも早く心室が興奮してしまう。WPW症候群の患者が心房細動を起こす... -
薬理
アトロピンの作用機序
アトロピンの作用機序 まず、アセチルコリンについて アセチルコリンは神経伝達物質の中でも代表的なものであるが、その機能は複雑かつ多様であり、神経筋接合部、自立神経系、中枢神経系に作用する。複雑すぎるが故、臨床での用途は割合限定的である(... -
循環器
心基部と心尖部の違い
心尖部と心基部の違い 心基部とは心臓の上縁のことである。解剖学的には心底と呼ばれる。第二肋間の高さにある。 一方、心尖部とは第五肋間、鎖骨中線の1cmほど内側で前胸壁直下にある。心基部と心尖部を結ぶ心臓の軸は右後上方から左前下方に走り、この軸... -
呼吸器
腹式呼吸と胸式呼吸で使う筋肉の違い
腹式呼吸と胸式呼吸の違い 呼吸には胸式呼吸と腹式呼吸がある。ラジオ体操のように手を横に広げて息を吸う方法は胸が横に大きく膨らむ胸式呼吸である。一方、手を真上にあげてから息を吸う深呼吸は腹式呼吸であり、肋骨をなるべく動かさないで行う呼吸の... -
呼吸器
吸気性喘鳴と呼気性喘鳴の違い
吸気性喘鳴と呼気性喘鳴の違い 上気道では吸気時に喘鳴が聞こえ、下気道では呼気時に聞こえるのはなぜか。 呼気の時、胸郭が縮む。気道の末梢は胸郭の中にあるので呼気時には圧がかかって胸郭の中の気道が狭くなる病変がある時は呼気により狭くなって... -
呼吸器
咳反射のメカニズム
咳はどのようなメカニズムで起こるのか。 順番に書いていくと以下のようになる。 1、刺激や炎症がおこる2、気管、気管支、肺胞、横隔膜などに分布する咳受容体が炎症や刺激に反応3、求心路である迷走神経を介して延髄の咳中枢に至る。4、延髄からは... -
呼吸器
死腔の増加、減少の起こる原因
死腔とは… 気管において、吸い込んだ空気のガス交換のされない部分のこと。死腔には解剖学的死腔と肺胞死腔がある。解剖学的死腔とは鼻腔、口腔、気管など空気の通り道であってガス交換を行わない場所のこと。肺胞死腔とは換気血流不均等でガス交換を行え... -
解剖学
臓側胸膜と壁側胸膜の違い
臓側胸膜と壁側胸膜の違い 肺は2つの胸膜に包まれていて、このうち肺に密着している内側の膜を臓側胸膜、外側(つまり胸郭壁の内面を被う方)を壁側胸膜という。 壁側胸膜は園部位により、肋骨に接する肋骨胸膜、横隔膜上面を被う横隔胸膜、内側の縦郭胸... -
呼吸器
呼気時と吸気時の胸腔内圧の変化について
吸気時も呼気時も胸腔内圧は陰圧である。故に、静脈血は心臓に戻りやすくなる(掃除機で吸われるように…)。胸腔内が陰圧であることにより、肺の動静脈は広がることができ、つまりは肺の血管抵抗が低くなる。肺の血管抵抗が小さいと、肺に血管を送り出すた...