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解剖学
ナットクラッカー現象のメカニズム
ナットクラッカー現象の機序 nutcracker現象とは何か 左腎静脈は腹部大動脈と上腸間膜動脈の間を走行しているので、動脈圧が高く、静脈圧が低いと、左腎静脈が圧迫されることがある。 すると、左腎の周囲がうっ血して肉眼的血尿をきたすことがある。... -
代謝内分泌
脳下垂体後葉ホルモンとその覚え方・ゴロ
脳下垂体後葉ホルモンと語呂合わせ ■脳下垂体後葉ホルモンの合成と分泌 脳下垂体後葉からはオキシトシンとバソプレシンが分泌される。よく勘違いされることではあるが、下垂体後葉で作られているわけではない。 視床下部の視索上核・室傍核という神経細... -
血液
トランスフェリンとフェリチンの違い
■鉄のおはなし 人の体内には3-4gの鉄があるが、全てがヘモグロビンと結合しているわけではない。 鉄の2/3がヘム鉄(ヘモグロビンと結合した状態) 鉄の1/3が貯蔵鉄(ヘモグロビンと結合していないもの=非ヘム鉄) 貯蔵鉄というのは名前の通り、貯蔵し... -
腎臓
PAS染色とPAM染色、HE染色の使い分け
PAS染色とPAM染色、HE染色の違い (腎組織の見方について) ■各染色法について PAS染色:PASとはperiodic acid-Schiff(=過ヨウ素酸シッフ)の略。細胞や組織の糖鎖を染色し、好中球、基底膜、グリコーゲン、好酸球などが赤色に染まる。 PAM染色:p... -
腎臓
イヌリンとクレアチニンの違い
イヌリンとは生体に存在しない物質で、通常は糸球体で濾過され、尿細管で再吸収・分泌されずに排泄される。よって非常に正確に糸球体濾過量(eGFR)を測定することができる。 一方で、eGFRの測定として用いられるクレアチニンは糸球体で濾過され、尿細管で... -
腎臓
尿蛋白の選択性〜トランスフェリンとIgG〜
腎機能が低下していると尿蛋白が出るが、タンパクの種類を調べることで診断の助けとなる。次のような考え方ベースとしてある。 腎不全の進行が軽度の場合→小さなタンパク質しか漏れない。 腎不全の進行が高度の場合→小さなタンパクに加え、大きなタンパク... -
未分類
一度見たら忘れない!元素周期表の覚え方・ゴロ
元素周期表の語呂合わせを紹介していきます。 ■1〜20番まで その1:水兵リーベ僕の船,名もあるシップスクラークか 水H兵HeリーLiベBeぼBくCのN,O船F,Ne,名NaもMgあるAlシッSiプPスSクラCl,ArークKかCa その2:水兵リーベ僕の船 七曲がりシップスク... -
腎臓
内シャントと外シャントの違い
■シャントとは何か シャント(shunt)とは、血液が、本来通るべき血管とは別のルートを流れる状態のこと。バイバス、近道などと同じような意味である。一般的には動脈と静脈が直接つながることをシャントと呼ぶ。 (血液は普通、動脈→毛細血管→静脈という順... -
代謝内分泌
脳下垂体前葉ホルモンの覚え方・ゴロ
■脳下垂体前葉ホルモン 脳下垂体とは、間脳視床下部にぶら下がった内分泌腺である。 この前葉から分泌されるホルモンに成長ホルモン、プロラクチン、甲状腺刺激ホルモン、副腎皮質刺激ホルモン、ろ胞刺激ホルモン、黄体形成ホルモンがある。 *(濾胞刺激... -
腎臓
糸球体係蹄壁とは何か
糸球体係蹄壁とは簡単にいえば糸球体毛細血管の壁のことである。 係蹄壁と呼ばれる壁が毛細血管を通過する血液を濾過して原尿を生成している。 糸球体の係蹄壁という大層な名前を持っているだけあってただの壁ではない。 係蹄壁は3層構造をしていて、内...