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呼吸器
気管支喘息の病態生理
気管支喘息とは… 慢性の気道炎症、気道過敏性の亢進、可逆性の気道閉塞を特徴とする疾患であり、これらの病態が複雑に絡み合うことにより閉塞性換気障害をきたし、喘息の症状が出る。発作性で反復性の咳嗽、喘鳴、呼吸困難を特徴とする。 発作は反復性で... -
未分類
免疫学Q&A
免疫学Q&A Q免疫記憶って何ですか 獲得免疫を担うリンパ球において見られるものです。免疫反応により精製された、抗原特異的B細胞、抗原特異的細胞が生体内に長期間生存し、再び同じ異物が侵入してきた際に早くて強い免疫応答を引き起こします。1... -
解剖学
内頚動脈と外頚動脈の走行
内頚動脈は脳を栄養する動脈で、頭蓋腔内に入るという意味から内頚動脈という。頸部では分岐せず、側頭骨の頚動脈管から頭蓋内に入り、眼動脈を分岐した後、椎骨動脈から分岐した脳底動脈とともにウィリス大動脈輪を形成する。 内頚動脈の最初の枝である眼... -
脳神経
脳動脈瘤の形成メカニズムと好発部位
脳動脈瘤は、先天的な動脈壁の中脈欠損に、高血圧・動脈硬化などの後天的な要因や血管内皮の修復障害が加わり形成されると考えられている 動脈分岐部に先天的な中膜欠損が見られることが多く、分岐部の血管兵には圧力がかかり続ける。そこに高血圧などの後... -
循環器
劇症型心筋炎とは
ウィルス・細菌などの感染症や、化学物質・薬剤などにより、急性の経過で心筋壊死と炎症性物質による心筋細胞機能障害をきたし、心肺停止や新ポンプ機能の失調を呈する疾患のことを急性心筋炎と呼ぶ。特異的所見に乏しいため、本症の存在を忘れずに診断す... -
未分類
X線造影剤の原理
X線画像のコントラストは物質のX線吸収率が異なることから生じているため、単純X線撮影では部位によっては組織間のコントラストがつかず診断することが困難である。 (単純X線撮影とは…極微量のX線を体に当てて胸部・腹部・骨・関節等を画像にする検査。X... -
脳神経
coup injuryとcontrecoup injuryの違い
頭部を強打した際に生じる脳挫傷には以下の2つがありうる。 coup injury=直撃損傷 contrecoup injury=対側損傷 coup injuryとは… 頭蓋が打撃を受け動きを止めても慣性力によって脳は動き続けて頭蓋骨に衝突する。これにより、打撃を受けた側と同じ側の... -
脳神経
髄液漏と気脳症の関係
■髄液漏とは何か 頭蓋底の骨折により、骨と強い癒着のある硬膜・くも膜が損傷すると、そこから外部へと髄液が露出する。これを髄液漏といい、頭蓋底骨折の際の重要なサインとなる。髄液漏をきたしている場合、外部と頭蓋内との交通が認められるため、感... -
神経内科
脳震盪とびまん性軸索損傷の違い
頭部外傷患者が来て意識レベルが低下しているが、頭部CTでは異常を認めない時、同解釈すればよいのか。 頭部の急速な加速や同様、回転による外力などによって脳実質が揺さぶられることによって生じる一次性の脳損傷のことを「びまん性脳損傷」と呼び、脳... -
感染症
β-D-グルカン上昇の意味するもの
β-D-グルカンは真菌の細胞壁の主な構成成分である。 多くの深在性真菌症では血中のβ-D-グルカンが上昇するので真菌症を疑う場合のスクリーニングには非常に有用。ただし、真菌の属に特異的ではないので、どの真菌かはわからない。更に、食道カンジダ症のよ...