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適応
中心静脈路確保の意味と適応
中心静脈路確保(中心静脈栄養法)とは 中心静脈とは体循環系の血液が右心房に流入する直前の上大静脈および下大静脈の幹にあたる静脈のことを言う。ここにカテーテルを通し、薬剤・栄養・輸液を行うことを中心静脈路確保という。カテーテルの経路として... -
脳神経
Barre徴候の検査法とその機序
バレー徴候とは何か(Barre's sign) 中枢性の運動障害、つまり上位運動ニューロンの障害(錐体路障害)による片側性の軽い運動麻痺のスクリーニング方法である。脳出血や脳梗塞などで上位運動ニューロンに障害が生じるとバレー徴候陽性となる。尚、軽度の... -
脳神経
神経原性筋萎縮と筋原性筋萎縮の違い
筋肉の体積が病的に減少することにより筋力低下をきたすことを筋萎縮という。 筋萎縮には筋を支配している神経が障害されることによる神経原性筋萎縮と、筋自体が障害されることによる筋原性筋萎縮の2つがある。 神経原性萎縮について… 代表的な疾患:A... -
薬理
アラキドン酸カスケードと抗炎症薬の作用機序
炎症の症状はアラキドン酸代謝物が関与している。アラキドン酸は細胞膜のリン脂質からホスホリパーゼA2の作用により生成する。アラキドン酸は更に2つの経路に別れる。一つの経路はシクロオキシゲナーゼ(COX)によりプロスタグランジンやトロンボキサンが... -
脳神経
中枢神経と末梢神経、そして脳神経の違い
中枢神経と末梢神経、そして脳神経の違い 人の神経系は中枢神経と末梢神経に分類される。中枢神経系には更に脳と脊髄に、末梢神経は働きによって体性神経系と自律神経系に分類される。 中枢神経系とは… 脳と脊髄からなり、運動・感覚・自律機能などの生... -
血液
一次止血と二次止血の違い
■人の止血機構は大きく一時止血と二次止血に分けることができる。 一時止血とは… 血管が破けて出血した時にまず駆けつけてくれるのは血小板。血小板が血管が破れてできた孔にへばりつき(粘着)、とりあえず塞ぐ。勿論一個の血小板程度では到底塞ぐこと... -
健康ネタ
継続していた運動を突然辞めると危ない…
運動を習慣的に行っていた人が突然運動を中止すると心停止になるリスクが3~6倍に跳ね上がるという研究がある。(Heart Rhythm Society 2005) これは性別に関係なく多くの年代に当てはまる。 また当然ながら体重の増加も3割で認められているようである... -
健康ネタ
筋トレと健康の関係
筋肉トレーニングは健康にどのようなメリットがあるのだろうか。 大きく分けると以下のようになる。 1:体脂肪を減らし、基礎代謝アップ 2:悪玉コレステロール(LDL)の減少 3:糖尿病予防 1について… 筋肉がエネルギーを利用して熱を発生させると... -
薬理
ジギタリスの作用機序
ジギタリス(ジゴキシン)の作用機序 ■心不全の治療薬として用いる場合 Na-K ATPaseを抑制することにより、細胞内Ca2+濃度を上昇させて心収縮力を増強させる。 ■上室性頻脈の治療として用いる場合 ・迷走神経の感受性を亢進させ、房室伝導を抑制して... -
心電図
心房細動と心房粗動の違い
心房細動(AF)とは 心房の各部分の高頻度で無秩序な電気的興奮(多数のリエントリー回路)によって起こる。心房細動では左房内に血栓を生じやすく、それが流出して脳梗塞を合併することがあるので要注意。 心電図上の特徴 1:基線の細かな動揺(f波)(...