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心エコー
心嚢液貯留が急性か慢性かの判断
⭕心タンポナーデ ・心エコーで心嚢液貯留を中等量以上認める場合は心タンポナーデを鑑別に挙げる (少量でも急性に貯留した場合はタンポナーデになりうる) ・心タンポナーデになると頸静脈怒張,低血圧,心音減弱(Beckの3徴)がでるのでそれを意識する... -
呼吸器
喘息発作における全身性ステロイド治療の方法メモ
Q、ステロイドは内服より点滴のほうが良いのか? →喘息発作に対する全身ステロイドは点滴でも内服でも効果は変わらない。重症発作以上では内服が難しいこともあるので点滴のほうが無難だが、中等度であれば内服でも構わない。 ・喘息発作に対する全身性ス... -
文献
(文献)利尿剤が多いほど心不全患者の予後は悪くなる
(一言で)ループ利尿剤が多いほど心不全患者の予後は悪くなる。ループ利尿薬はRASS系や交感神経系を亢進させてしまうから。低用量ループ利尿薬であればRASS阻害薬の組み合わせが大変効果的である。 europepmc.org 論文からのメモ書き ・慢性心不全患... -
呼吸器
喘息患者を帰宅させる時の対応
◯喘息患者の入院適応 ・↓表の重症度分類で、高度および重篤の場合は入院の絶対適応。 ・中等度発作の場合であれば、吸入薬や全身ステロイド治療などで2−4時間の治療で反応不十分あるいは1−2時間の治療で反応なしの場合は入院適応。 ・救急受診まで... -
呼吸器
喘息発作への初期対応
喘息発作への初期対応 喘息の重症度には発作時と安定期の2種類ある。救急外来などで対応することになる発作時について説明する。 ↑引用:http://ryumachi.umin.jp/clinical_case/BA.html ◯ステップ1:軽度発作、苦しいが横になれる、日常動作ほ... -
呼吸器
喘息疑いに胸部レントゲン/CTは必要なのか
典型的な喘息発作であれば、発作性の呼吸困難があり、呼気時のwheeze更には早朝の咳を繰り返すという現病歴があり疑うことは容易であるが、だからといって気管支喘息と診断してしまうのは危険。GINAの診断クライテリアでも気管支喘息の診断に大事なことと... -
文献
(文献)利尿剤投与で血漿レニン活性、アルドステロン濃度が上昇する
(一言で)心不全患者に利尿剤を投与すると、心不全徴候は改善するが、血中のレニン活性やアルドステロン濃度は上昇している。このことは長期的に見ると心臓にとっては良いことではない。しかしACE阻害薬を使えばRASSの亢進を抑えられるので有用かもしれな... -
消化器
門脈ガスと胆道気腫の違い
◯門脈ガスとは CTなど画像検査で門脈系の静脈から肝内門脈に至る血管内にガスが存在する。多くの場合は先行する腸管壊死があり、それにより腸管内の空気が門脈系に移動した状態であり、腸管虚血を発症してからかなり時間が立っていることが多い。上腸間膜... -
感染症
結核を疑ったらとりあえず提出する検査は
胸部レントゲン、CT まずは正面レントゲン画像を撮影。必要に応じてCT撮影。 典型的には上肺野を中心とした空洞性病変であるが、高齢者では誤嚥性肺炎などと区別がつかないことも多く、画像で結核の診断は難しいと考える。 3連痰(痰培養検査+塗抹染色)... -
感染症
いつ結核を疑うか
結核診断の第一歩は結核を疑うことである(決して稀な疾患ではない) ◯アメリカのガイドラインによると次の状況で結核を疑う ・2−3週間以上続く咳+(発熱、寝汗、血痰、体重減少のうちの1つ以上) ・結核リスクの高い患者で原因不明の呼吸器症状が2−...