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血液ガス
嘔吐でアルカローシス、下痢でアシドーシスになる理由
◯嘔吐でアルカローシスになる理由 消化管の細胞では CO2+H2O → H+ + HCO3-という反応が起こっている。 胃ではH+とHCO3-のうち、H+は胃酸として消化管腔内に分泌され、HCO3-は血液中に入る。よって、嘔吐すると、H+だけが体外にでていき、HCO3-は... -
診断基準・スコア
ARDSの診断基準
ARDSは肺炎などの感染症や重症外傷などによって高サイトカイン血症が生じることで血管透過性亢進によって引き起こされる肺水腫、高度の低酸素血症である。急激に進行する呼吸困難、胸部レントゲンで両側肺野全体のびまん性浸潤を呈することが多いとされる... -
神経内科
レビー小体型認知症診断基準memo
レビー小体型認知症(DLB:demetia with lewy bodies) memo ・パーキンソン病と同じスペクトラム。パーキンソン病で見られるLevy小体が大脳皮質にも多数出現。PDと同じように黒質、青斑核、迷走神経背側核の神経細胞脱落が見られる。DLBと認知症を伴な... -
神経内科
脳梗塞時に共同偏視があれば脳主幹動脈病変を示唆する
脳梗塞時に共同偏視があれば脳主幹動脈病変を示唆する ◯共同偏視の存在が意味するもの 共同偏視があるということは、「偏視している側の大脳」もしくは「偏視している側の逆の脳幹」に障害が起きているということを意味する。大脳の障害の原因としては被... -
神経内科
MMSEと長谷川式、FABの違い
◯MMSE: MMSEは国際的にも広く使われる認知症のスクリーニングテスト。本格的な知能検査であるウェクスラー知能検査(WAIS)との相関も高い。 ・項目としては…時間の見当識、場所の見当識、即時記憶、注意と計算、再生(近時記憶)、言語(呼称、復唱、... -
消化器
PPIの使い分け
NSAIDS胃潰瘍やピロリ菌による胃潰瘍あるいは逆流性食道炎などに対してプロトンプンプインヒビター(PPI)が用いられる。ガイドラインではそれぞれのPPIの効果に違いは無いとされており、どれを使っても問題はないがそれぞれの違いについて簡単にまとめ。 ... -
血液
大球性正色素性貧血の鑑別メモ書き
大球性正色素性貧血の鑑別 前提:まずMCV・MCHCとは ・MCV(平均赤血球容積) =赤血球1個の大きさを意味する 基準値81-100fL→80以下で小球性、81ー100で正球性、101以上で大球性 ・MCHC(平均赤血球ヘモグロビン濃度) =単位容積赤血球あたりのヘモ... -
血液ガス
代謝性アルカローシスの鑑別
血液ガスで代謝性アルカローシスの鑑別 主な原因2つ: 1,嘔吐(またはNGチューブ) 2,利尿薬(ループ利尿薬、チアジド) 3,有効循環血漿量の低下(腎臓へ流入する血液が低下するとeGFR低下とNa+再吸収亢進を介して血漿HCO3-が高値であってもHCO3-... -
消化器
上部消化管出血らしい所見(下部消化管出血と比べて)
上部消化管出血か下部消化管出血か迷ったら 吐血、下血が主訴の救急患者においてはそれが上部消化管からの出血なのか、下部消化管からの出血なのかの鑑別が重要である。食道静脈瘤破裂や出血性胃潰瘍など上部消化管出血であれば緊急内視鏡で止血しなけれ... -
神経内科
パーキンソン病の症状メモ書き
パーキンソン病の症状メモ書き 初発症状 ・50%の患者は振戦が初発症状。上肢で始まることが多い ・右手で始まった場合は字が小さくなったかどうか聞くと良い ・70〜80%の患者はPD経過中に振戦があるが、ずっと見られない人もいる。 ・初診時には便秘...