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くすり
のたうち回るような激痛に使う鎮痛薬は?
救急外来での疼痛患者に使う鎮痛薬として次のようなものがしばしば用いられる。 ・アセリオ®(アセトアミノフェンの点滴薬) ・ロピオン®(ロキソニンの点滴薬) ・ボルタレンサポ®(ジクロフェナク坐薬) アセリオはアセトアミノフェンなので副作用が少な... -
栄養学
感染症になると低アルブミン血症になるという話
肺炎や尿路感染症といった感染症や慢性関節リウマチや多発筋痛症など慢性疾患などがあると低アルブミン血症になることが知られている。これにはCRP(C反応性タンパク質)が関係している。 CRPとは肝臓で作られるタンパク質であり、炎症や組織細胞の破壊... -
神経内科
急性期脳梗塞でADCを撮る理由(T2 shine through)
急性期脳梗塞で拡散強調像(DWI:diffusion weighted image)、ADCを撮る理由 まずは、基礎知識の確認から… ◯細胞性浮腫について 正常な細胞では細胞膜にNa+K+ポンプがあり細胞内外でのイオンの輸送を行って細胞内のNaが少なく、細胞内のKが多くなるよ... -
耳鼻咽喉科
溶連菌感染症とEBVの白苔の形状の違い
溶連菌感染症と伝染性単核球症(EBV)の白苔形成の違い 両疾患とも咽頭痛、発熱、頸部リンパ節腫大を呈すため身体所見だけではなかなか鑑別が難しいことがある。実際には採血で白血球分画(好中球優位なら溶連菌感染症、リンパ球優位なら伝染性単核球症... -
診断基準・スコア
繰り返す扁桃炎の扁桃摘出の基準
溶連菌感染症は様々な要因により患者によっては何度も繰り返してしまう。 単回であれば抗菌薬処方による保存的治療であるが、頻繁に繰り返すと扁桃摘出という外科的な治療も選択肢として入る。手術の基準として扁桃炎インデックスなるものがある。 扁桃... -
耳鼻咽喉科
扁桃周囲炎と扁桃周囲膿瘍の違い
扁桃周囲炎と扁桃周囲膿瘍の違い(区別する理由) 扁桃周囲炎とは溶連菌などによって起こる細菌性扁桃炎がひどくなり、口蓋扁桃の周りの膜を破って喉の奥にまで広がっている状態。 扁桃周囲膿瘍では細菌が更に増殖して扁桃被膜と咽頭筋の間に膿瘍を形成... -
耳鼻咽喉科
「溶連菌感染症はうつりますか?」
「溶連菌感染症はうつりますか?」という質問に対して 溶連菌感染症の症状は主に発熱、咽頭痛、頸部リンパ節腫脹などで咳嗽や喀痰、鼻水は少ないので飛沫感染しにくいと考えられているが、マスクを着用しないでいると日常生活でしうる軽い咳などで溶連... -
心電図
早期再分極心電図の特徴と意義
良性早期再分極の一例 Benign Early Repolarisation • LITFL • ECG Library Diagnosisより ✅良性早期再分極とは 良性早期再分極とは若い男性に時々見られる正常亜型であり(正常人の1−5%)、副交感神経の亢進に関連すると言われている。心電図として... -
心電図
意識障害で心電図をとるべき理由
意識障害の原因は多岐に渡る。原因の覚え方としてAIUEOTIPSが有名↓ 意識障害患者に対してはルーチンで心電図検査が推奨されるが一体何を見ようとしているのか。心電図で検出しうる意識障害の原因について簡単にメモ。 ◯高カリウム血症 →P波消失、QRS幅... -
神経内科
脳性麻痺と小児麻痺の違い
似てる言葉の整理 ◯脳性麻痺とは 脳性麻痺とは周産期の脳障害を原因とする永続的な運動障害の総称。具体的には受胎から新生児期(生後4週間)までの間に生じた脳の非進行性病変に基づく永続的、しかし変化しうる運動及び姿勢の異常と定義される。正常発...