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皮膚科
褥瘡のステージごとの治療
褥瘡は治癒する過程で表面の色に変化がある。 黒色期:壊死した組織の塊が黒く変色して付着した状態 黄色期:塊状の黒色壊死組織が取り除かれ黄色の深部壊死組織や不良肉芽が出現するようになる時期 赤色期:傷が治る過程で肉芽組織と呼ばれる血管に富む組... -
輸液
無症候性低Na血症が転倒リスクを増大させるという話
無症候性低Na血症が転倒リスクを増大させるという話 Mild chronic hyponatremia is associated with falls, unsteadiness, and attention deficits. - PubMed - NCBI によると 簡単にまとめ 122人の患者が対象(平均年齢72±13歳) 血中ナトリウ... -
皮膚科
第一世代〜第三世代抗ヒスタミン薬の違い
第一世代〜第三世代の抗ヒスタミン薬によって性質が異なる。 ・第一世代抗ヒスタミン薬とは純粋にH1受容体拮抗作用をもつもの。 ・第二世代以降はH1受容体拮抗作用に加えてケミカルメディエーター遊離抑制作用を持ち、抗アレルギー薬とも呼ばれる。 ・第三... -
皮膚科
乳剤性基剤と水溶性基剤の違い
外用薬の基剤はその性質により乳剤性基剤と水溶性基剤とにわけられる。 乳剤性基剤とは創面に水分を付加するもの。 (例:ゲーベンクリーム、オルセノン軟膏) 水溶性基剤とは吸収性が高く、創面の浸出液を吸収するもの。 (例:アクトシン軟膏、カデ... -
なぜ?
αグルコシダーゼ阻害薬が腸管気腫症を引き起こす理由
αグルコシダーゼ阻害薬(α-GI)は糖尿病治療薬の一種で二糖類を単糖類に変換する酵素を阻害することで食後の血糖上昇を抑える。αGIの副作用で腸管気腫症が知られているが、どういうメカニズムで発症するのだろうか。 αGIを内服すると、二糖類が分解されず... -
ER
NOMI(非閉塞性腸管虚血)とは何か
NOMIとはnon-occlusive mesenteric ischemiaの略で非閉塞性腸管虚血のこと。 急性腸間膜虚血性病変のうち非閉塞性のNOMIが占める割合は20%と言われている。 腸間膜動静脈が開存しており閉塞しているわけでもないのに、腸間膜虚血が引き起こされる病態... -
皮膚科
中毒疹とは何か
中毒疹とは薬剤、ウィルス、細菌、食物など体外性あるいは体内性の物質によって誘発される反応性の皮疹の総称のこと。基本的には原因がはっきりしないものや、原因がはっきりするまでの一時的な病名としてつけられることが多い。原因がはっきりしたら「薬... -
皮膚科
”たこ”と魚の目の違い
”たこ”と魚の目の違い(紛らわしい言葉の整理) うおのめ うおのめとは医学用語としては鶏眼(けいがん)という。慢性的な物理的な圧迫によって反応性に限局性の過角化をきたしたもの。肥厚した角質の中心が、芯のように真皮へ深く侵入するため、魚の眼... -
循環器
急性大動脈解離の薬物治療で何をどれだけ使うか
大動脈解離の降圧治療で何を使うか ⭕降圧薬 ・stanfordB型など手術適応のない大動脈解離の場合、一般的に最初に用いられるのはペルジピン®(ニカルジピン、カルシウム拮抗薬) 【投与例】 ・管理の目標は収縮期血圧100〜120mmHg ・ペルジピン®原液を5-6m... -
神経内科
けいれんへの初期対応
●痙攣の原因はMITと覚える M:metabolic(尿毒症、高血糖、低血糖、肝不全など) I:infection,infarction(髄膜炎、脳炎、脳梗塞) T:toxic,trauma,tumor(中毒、薬物離脱、アルコール離脱、外傷、脳腫瘍) ●救急カートとモニター準備(SpO2、血圧、心電図...