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耳鼻咽喉科
溶連菌感染症疑いにペニシリン投与して良いのか
溶連菌感染症では第一選択的にアモキシシリン(サワシリン®)が用いられる。溶連菌感染症への治療ではそれで良いのだが、発熱、咽頭痛、扁桃の腫大、咳がなしなどの症状がそろっていても咽頭培養をしないことにはあくまで”疑い”である。 溶連菌感染症と... -
循環器
急性心不全におけるループ利尿薬の選択
急性心不全で利尿薬はいつ使うか ・急性心不全で体液貯留がある場合は基本的に利尿薬の適応となる。 ・第一選択はフロセミド(ラシックス®)の静脈投与(内服では心不全だと吸収率が低下する) *ループ利尿薬内服の場合のそれぞれの特徴 1,フロセミド... -
手技・身体診察
ボーラス投与、ワンショット、フラッシュの違い
ボーラス投与(bolus=ひと塊の意味)とは短時間で大量の用量の静脈内注射を行う投与方法のこと。別の言い方としては、「急速静注」「ワンショット」などとも言う。 静脈からの投与方法はintravenous adminiserからi.v.と略されるが… ・点滴による静脈... -
手技・身体診察
心膜摩擦音の機序とその音声紹介
心膜摩擦音の機序とその音声紹介 心膜摩擦音とは心膜炎で聴取される心雑音。 心膜炎とは心臓を覆っている心膜が炎症を起こした状態であり、急性心膜炎と続発性心膜炎に分類される。 ・急性心膜炎は原因のはっきりしない特発性か、ウィルス感染によるも... -
消化器
急性膵炎の初期治療で大量輸液が必要なのは何故か
急性膵炎の初期治療で大量輸液が必要という話 とある日外会誌によれば 急性膵炎の重症例の第一病日では7,000~8,000ml/day、第二病日では4,000~5,000ml/day 中等症においては第一病日に4500~5000ml/day、第二病日以後2000-2500ml/dayの輸液を要する と... -
手技・身体診察
膝立て試験とその意義
膝立て試験とその意義 麻痺が疑われる場合、患者に四肢を動かすように指示して動かしてくれれば麻痺の有無が容易に判断できるが、意識レベル低下などで意思疎通の取りにくい患者ではそうはいかない。 患者に仰臥位になってもらい膝関節を曲げて膝を立... -
神経内科
ドパミンアゴニスト製剤の使い分けmemo
ドパミンアゴニスト製剤の使い分けmemo (レキップ®、ビ・シフロール®、ロチゴチン®、アポカイン®、パーロデル®、カバサール®) http://medical.radionikkei.jp/suzuken/final/061207html/index2.html ■ドパミンアゴニストはLドパと比べて抗パーキンソ... -
神経内科
舌下神経の診察とその意義
第12脳神経の舌下神経の診察方法とその意義 舌下神経は純粋な運動ニューロン。舌下神経核は延髄の第四脳室の腹側に存在し、舌筋を支配する。 by wikipedia 舌の診察において特に大事なのは以下の3つ 1,舌の偏位 2,舌の萎縮 3,線維束性収... -
尿検査
尿ケトン陰性でもDKAは否定できないという話
尿ケトン陰性でもDKA(糖尿病ケトアシドーシス)は否定できないという話 糖尿病患者が脱水、著しい口渇、腹部症状などを呈している場合、糖尿病ケトアシドーシスなどが疑われる。糖尿病性ケトアシドーシスではインスリン欠乏状態になるために脂肪酸がエ... -
神経内科
各種NOACの使い分けmemo
◯ワーファリンとNOACの違い NOACは半減期が短く効果発現までの時間も短い 出血リスクはNOACの方が少ない 薬剤干渉がないのでワーファリンよりも服用しやすい PTの測定(モニタリング)が必要ない ワーファリンは納豆など食事制限あるがNOACにはない ◯4...