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循環器
心不全による胸水貯留は片側性のことも少なくないという話
心不全、特に左心不全が起こると全身に血液をうまく送れなくなり、血管から間質に漏れ出て、そのスピードがリンパ管から取り除かれる速度を上回ってしまうために間質に液体が貯留する。その結果、肺水腫、胸水貯留。 心不全では一般的に両側性に胸水が... -
心電図
期外収縮の病的意義
心房期外収縮、心室期外収縮の病的意義 心室期外収縮と心室期外収縮の違いに関しては過去記事参照↓ tsunepi.hatenablog.com ◯心房期外収縮をみつけたら 心房性期外収縮の原因としては弁膜症、COPDなど心房に負荷のかかる疾患などが考えられる。原因... -
神経内科
安静時振戦と姿勢時振戦、企図振戦の違い
◯安静時振戦(静止時振戦) 両手を膝の上に載せておいてもらい力を抜いてもらい振戦が見られるかどうか確認する。わかりにくい場合は手を目標に近づけるなどの動作をしてもらい、それで振戦が消失するかどうかをみる。安静時振戦の原因としてはパーキンソ... -
耳鼻咽喉科
顔面神経麻痺への初期対応
顔面神経麻痺を診るポイントは何と言っても中枢性か末梢性かの鑑別。 ・顔面神経麻痺では額のしわ寄せ不可、閉眼不可、鼻唇溝の消失、口の閉鎖不全などの症状を呈するが、末梢性顔面神経麻痺であれば一側性の全ての症状が出揃うのに対して、中枢性であ... -
output
咳の鑑別outputメモ
咳outputメモです 感冒咳嗽 先行する咽頭痛、鼻汁、発熱 →咽頭発赤 後鼻漏 喉に貯まる(飲み込みたくなる)痰、夜寝ると咳 →咽頭後壁の鼻汁 GERD(胃食道逆流症) アルコール多飲、喫煙、食後の胸焼け、特定の食事で増悪 →肥満や口臭 →上部消化管内... -
神経内科
末梢性顔面神経麻痺と中枢性顔面神経麻痺の鑑別
【中枢性・末梢性顔面神経麻痺のイメージ】 画像参照:http://heart-clinic.jp/index.php?%E7%A5%9E%E7%B5%8C ◯中枢性の顔面神経麻痺の場合(核上性顔面神経麻痺) 病変の対側の顔面下部のみの麻痺が生じる →額のしわ寄せや閉眼は出来るが、鼻唇溝は浅... -
神経内科
Lドパの半減期が短いが効果の持続が長い理由
L-dopaはパーキンソン病においてドーパミン補充目的で用いられる。Ldopaは血中半減期が1時間程度と非常に短いが、病初期においてはLdopaの血中濃度と脳内濃度は相関せず、長時間の安定した効果を発揮する。 画像参考元:パーキンソン病の本格的な治療が進... -
神経内科
踵膝試験の方法とその意義(+動画)
踵膝試験(かかとひざしけん)の方法とその意義(+動画) 踵膝試験とは運動失調の有無をみるための神経診察。患者に仰臥位になってもらい、片足の踵を出来るだけ高く挙げてもらい、それを出来るだけ正確にもう一方の下肢の膝にのせ、そのまま脛にそって... -
神経内科
肛門括約筋反射の見方とその意義
肛門括約筋反射の見方とその意義 肛門括約筋反射とは直腸に指を入れるか(直腸診)、肛門周囲をピンなどでこすると肛門括約筋が収縮する反射。皮膚の表在反射の一種。指を直腸内に挿入すると、肛門括約筋が収縮して指に力が加わるので反射が生じているの... -
手技・身体診察
頸動脈血管雑音(bruit)聴診の方法とその意義
頸動脈血管雑音(bruit)聴診の方法とその意義 頸動脈血管の雑音聴取は頸動脈が狭窄などにより血流が速くなっていることを示唆する。頸動脈で最も狭窄が起こりやすい場所は総頸動脈が内頚動脈と外頸動脈に分岐する部分。狭窄があれば低調の連続性雑音が...