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心電図
補充収縮と補充調律の違い
心臓は洞房結節から規則正しく刺激が発生し、リズム的に心室を収縮させている。 が、洞房結節が何らかの原因で興奮できなくなると心臓もそう簡単に止まるわけにはいかないので代わりに房室接合部や心室が独自にリズムを作り出す。 房室接合部あるいは心室... -
心電図
心筋梗塞における心電図の推移
(まとめ) 急性心筋梗塞では発症後時間経過とともに特徴的な心電図変化を呈する。 【超急性期(発症直後〜数時間)】 ・hyper acute T波(ST上昇より早く見られるので見逃さないこと) ・典型的なST上昇(この時対側の誘導でST低下が見られる) 【急性... -
未分類
ISO感度とは(メモ)
ISO感度とは 国際標準化機構(ISO)で決められているフィルム感度の設定値をイメージセンサーで用いるデジカメでも同等に再現できるように適合させた数値。 ISO100からISO200にすれば感度は2倍になるが電気信号も2倍。光の量は半分で適正露出となる... -
診断基準・スコア
QRS低電位差の定義と原因
心電図QRSの振幅(基線から上下の差)が異常に小さくなっていることを低電位差という (下の心電図イラストで言えばa+bの値が小さくなっているときのこと)。 判定基準としては次の通り ・肢誘導の全てで5mm(0.5mV)未満の時を肢誘導の低電位差 ・胸部... -
心電図
左室高電位の定義と意義
心室高電位の原因と定義 QRSの振幅が大きくなっていることを心室高電位という。 ・左室高電位は左室側の誘導であるⅠ、aVL,V5,V6誘導でのR波の増高 ・右室高電位は右室側の誘導であるV1,V2誘導でS波が深くなる*1 次のいずれかの基準を満たす時に左室高... -
心電図
マクロリエントリーとマイクロリエントリーの違い
リエントリーとは日本語で言うと「回帰」「再び入る」という意味。 通常であれば洞結節で始まった興奮は洞房結節を介して心室に伝わり一方通行のはずである。が、心房粗動や心房細動ではリエントリー、つまり心房で一度始まった興奮が心室に行かずに心房内... -
心電図
f波とF波の違い
心電図でf波とF波の違い ・f波とは心房細動の時に出現する波形 心房細動は心房に多数のマイクロリエントリーが出現することによって発生する不整脈。規則正しい興奮を生み出す洞房結節の働きが失われ、代わりに心房の至る所から無秩序な心房興奮(f波)... -
整形外科
肋骨骨折に鎮痛薬が大事な理由
肋骨骨折に関しては鎮痛薬はただの痛み止め以上の意義がある。 肋骨は呼吸によって変動する骨であるので肋骨骨折患者は出来るだけ息を大きくしないようにして痛みが生じないように意識的に、あるいは無意識的に呼吸をコントロールする。深呼吸を出来るだ... -
ER
プリンペランとブスコパンの使い分け
胃腸炎などでよく使われがちなプリンペランとブスコパン。 💡プリンペラン(ドンペリドン) 主に吐き気止めとして処方される。 ①胃や十二指腸のドパミン(D2)受容体遮断薬であり、アセチルコリンの遊離を促して、胃腸の運動を活発にする。 ②脳の嘔吐中枢... -
整形外科
肋骨骨折の診断(画像か臨床所見か)
肋骨骨折の診断 ◯肋骨の診断 肋骨骨折の診断は画像所見(レントゲン)と身体所見を合わせてなされる。 レントゲンで明らかに骨が折れていれば診断は容易であるが、肋骨の周りには肺、血管、気管、食道など様々な器官があり骨折の中でも非常にわかりにく...