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整形外科
頸椎レントゲンの見方
頸部外傷などにより頸椎損傷が疑われる場合、頸椎レントゲンを取る。 基本的に3方向(側面、正面、開口位)で撮影、不十分な場合は頸椎CTを追加する。 頚椎骨折で最も多い部位は第二頸椎(約25%)、そして第6頸椎、第7頸椎が続く。 頸椎レントゲン読... -
適応
頚椎カラーの解除基準
頸部より上の外傷の場合、頸椎損傷、脊髄損傷を念頭に置きながら対応する。救急搬送の場合は頚椎カラーで固定された状態で搬送されてくることが多い。頸椎、脊髄の保護は仰臥位で正中中間位として他動的な負荷をかけないようにするのが基本。また、体位変... -
雑学
過呼吸で手足が痺れる理由
過呼吸で手足が痺れる理由(ツイッター投稿をそのままブログに流用) 過呼吸→CO2低下→アルカローシス→血中のH+不足→アルブミンが結合しているH+を放出→アルブミンが電荷的にCa2+と結合しやすくなる→血中Ca2+の低下→カルシウム不足による末梢神経の... -
循環器
特殊心筋と固有心筋の違い
特殊心筋と固有心筋の違い 心筋は固有心筋と特殊心筋に分けられる。固有心筋と特殊心筋は組織学的にも生化学的にも異なっている。 心臓の構造と働き‐見て!わかる!解剖生理【花子のまとめノート】 ◎固有心筋は血液の拍出を行う筋細胞であり心房筋、心... -
心電図
WPW症候群でデルタ波が出現する理由
WPW症候群でデルタ波が出現する理由 画像参照:http://nurse365.net/?p=799 WPW症候群とは心房と心室とを直接結ぶ副伝導路(kent束)が存在し、心室が早期に興奮してしまう症候群である。本来であれば心房の興奮は刺激伝導系を介して(つまり房室結節... -
薬理
喘息発作に対して硫酸マグネシウムを使う理由
喘息発作に対して硫酸マグネシウム(MgSO4)を使う理由、機序 硫酸マグネシウムを静注することにより血中内にMg2+イオンを入れることが出来る。Mgイオンは筋肉の収縮に用いられるCaイオンと拮抗する。Mgイオンは副作用の少ない天然のカルシウムブロッカー... -
麻酔
神経遮断の順番とその覚え方
局所麻酔をすると神経伝達をブロックすることが出来るが、運動神経、感覚神経、交感神経でそれぞれ麻酔が作用する閾値が異なる。それぞれの神経の太さが異なり運動神経>知覚神経>交感神経の順に細くなっていく。 (運動神経は直径12−20μm,触覚・圧覚神経... -
手技・身体診察
点滴セットと輸液スピードの関係
点滴をする時、クレンメを締めたり開いたりすることで輸液のスピードを調節できる。例えば急速に水分を補給したい時は全開に開いて点滴するのに対して、心臓が悪いなどでゆっくりと輸液したい場合はクレンメを絞って少量ずつ点滴することになる。具体的に... -
脳神経
一次性脳損傷と二次性脳損傷の違い
一次性脳損傷と二次性脳損傷の違い ◯一次性脳損傷とは 外力によって脳実質が直接損傷すること。物理的にダメージを受けてしまうために不可逆的な障害を引き起こす。通常治らない。 ◯二次性脳損傷とは 頭部外傷によって直接的なダメージは受けなくとも、... -
心電図
心房粗動と心房頻拍の違い
心房粗動も心房頻拍も心房内の規則的な興奮による頻拍。 【心房粗動とは】 心房粗動は右房内に形成されたマイクロリエントリーが原因で生じる。右房中隔、右房自由壁、下大静脈ー三尖弁輪間右房頰部を含む経路であり、この回路を電気興奮がぐるぐると回...