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抗菌薬
緑膿菌感染をいつ疑うか(メモ)
緑膿菌感染のリスク因子 ・15日以上入院している ・第三世代セフェム系抗菌薬の使用歴(菌交代で緑膿菌が残る) ・COPDなどの慢性気道疾患の既往あり (レジデントのための優しい呼吸器教室参照) -
診断基準・スコア
市中肺炎と院内肺炎、医療介護関連肺炎の違い
肺炎は感染した場所(菌をもらった場所)によって原因菌の種類が異なり、違う臨床像を呈する。原因菌が異なると治療薬も変わってくることになるので肺炎は大きく市中肺炎と院内肺炎に分類されている。 【市中肺炎とは…】 病院外で日常生活をしていた人が... -
心電図
移行帯の変化とそのメカニズム
心電図における移行帯とは 健常人の胸部誘導においてR波はV1からV5にかけて徐々に大きくなり、V6で少し小さくなる。S波はV2誘導で最も大きくなり、V3からV6にかけて少しずつ小さくなる。 R波とS波の高さが等しくなっているところを移行帯という。(R/S=... -
心電図
左脚前枝ブロックが後枝ブロックより起こりやすい理由
左脚前枝ブロックが後枝ブロックより起こりやすいのは何故か 以下2つの理由があげられる。 1,前枝は後枝よりも細く長いため動脈硬化性病変の影響を受けやすい。 2,左脚前枝は左冠動脈前下行枝のみから栄養を受けているが、後枝は左冠動脈回旋枝と右... -
心電図
ヘミブロックの心電図とその意義
心臓の刺激伝導系において、洞結節から出た刺激は房室結節→ヒス束→右脚or左脚と流れ、最終的に右室もしくは左室へと伝わる。左脚は左脚主幹の後に前乳頭筋に向かう左脚前枝と後乳頭筋に向かう左脚後枝に分かれる。 【刺激伝導系のイメージ】 画像引用:h... -
心電図
心電図におけるサイナス(洞調律)の定義
心電図におけるサイナスの定義 【洞調律の一例】 画像参照:http://www.ecg-cafe.com/cat1/1-01 サイナス(sinus)は日本語で洞調律という。心電図で以下の条件をみたす場合に洞調律(サイナスリズム)とみなされる。 ・P波の次にQRS波が来る ・PQ時間... -
診断基準・スコア
機能性便秘の診断基準(ローマⅢ)
便秘を主訴に来院する患者にすぐに下剤を投与してはならず、問診により便秘の原因を探る。便秘は器質性便秘、薬剤性便秘、機能性便秘などに分類される。 ◯器質的便秘:悪性腫瘍(大腸がん)、術後狭窄、炎症性狭窄、ヘルニアなど ◯薬剤性便秘:オピオイ... -
語呂合わせ
脊椎の神経支配の覚え方
脊椎損傷レベルの覚え方、語呂合わせ 【脊椎と運動神経】 C3(第三頸椎)=横隔膜 →C3、漢字で三と書くので横隔膜を隔てる膜をイメージする C5(第五頸椎)=上腕二頭筋(肘を曲げる筋肉) →手のひらで顔を叩き、その痛みで覚える。手のひら=5本の指 C... -
整形外科
骨盤骨折疑いへのアプローチ
骨盤骨折疑いへのアプローチ@救急外来 骨盤の解剖 画像引用http://www.takatsu-chiro.com/yougoshu/name-pelvis.htm 【骨盤骨折の種類】 骨盤骨折には骨盤輪の破綻する骨盤輪骨折と股関節を形成する寛骨臼骨折とにわけられる。骨盤は周囲に血管が豊富... -
適応
膝外傷でいつレントゲンが必要になるか(オタワ膝ルール)
膝外傷でいつレントゲンの適応になるか(オタワ膝ルール) 膝外傷患者においては骨折よりも靭帯の損傷や半月板損傷が多く、骨折を見つけるためにレントゲンをとっても意味のないことが多い。オタワでは医療費の観点から無駄なレントゲン撮影をやめようと...