-
手技・身体診察
喀痰の性状と原因菌@肺炎の診断
肺炎を疑うときに原因菌を調べる目的で喀痰培養を行う。 が、培養結果を待たなくてもある程度喀痰の色で原因を推定することが可能である。 ・鉄さび色→肺炎球菌 ・イチゴゼリー状→クレブシエラ ・オレンジ色→レジオネラ 肺炎球菌の喀痰(鉄錆色) 画像... -
泌尿器
尿路結石へのアプローチ
尿路結石へのアプローチ@救急外来(ER) ポイント ・好発年齢は男性30−60歳、女性:50ー60歳 ・急性発症の側腹部、背部痛。痛みは強烈。 ・まずNSAIDS坐薬などの鎮痛薬必要(禁忌もある) ・尿路結石は基本的に除外診断。大動脈破裂など死にう... -
ER
失神、意識消失、意識障害の違い
似ている言葉の整理:意識消失、意識障害、失神の違い ◯意識消失と意識障害の違い 意識障害とは何らかの原因で意識レベルが低下している状態。呼びかけても応じない、開眼は出来るがぼーっとしている、時間場所がわからない(見当識障害)など。 (評価... -
雑学
食事の脳への影響『脳を最適化する』
食事の脳への影響『脳を最適化する』のメモ書き 【グルコース】 ・「私たちはほぼ食べたものでできている」というのはやや誇張表現。というのも血液脳関門が脳内に通す栄養素を選別するので、食べたものがすべて脳に届くわけではない。 ・脳は栄養素とし... -
血液ガス
血液ガスでアルコール中毒の重症度がわかるという話
◯浸透圧ギャップで血液中のアルコールの存在を調べる 意識障害でアルコールが原因とも考えられる時は血液ガスが有用。 「実際の浸透圧」ー「計算上の浸透圧」を算出することで血液中に浸透圧を上昇させる物質(アルコール等)が存在しないかどうか調べるこ... -
神経内科
血圧と頭蓋内病変の尤度比@意識障害
脳梗塞の診断にはあくまで症状や神経学的所見の有無が最重要であることには代わりはないが、収縮期血圧の値も実は参考になると言われている。とある報告によれば収縮期血圧が高ければ高いほど脳梗塞である確率が増し、収縮期血圧が低ければ低いほど脳梗塞... -
整形外科
肩・上腕の外傷へのアプローチ(編集中)
・外傷全般的な話 受傷機転を必ず聞く(内科的疾患が隠れてないか) 四肢外傷であれば患側と健側を比較する 変形、疼痛、圧痛、叩打痛、腫脹の確認 (特に骨折部は軽く叩いても痛む) 感覚障害の有無を確認 運動障害の有無を確認 循環障害の確認 ・脱臼... -
語呂合わせ
胸部外傷で考えるべき病態のゴロ
胸部外傷へのアプローチ ・まずは外傷初期診療のABCDE A:気道 B:呼吸 C:循環 D;中枢神経 E:脱衣と体温管理 ・胸部外傷のプライマリーサーベイで見逃してはならないもの (タフな3X)→超緊急 心タンポナーデ(cardiac tamponade) 気道閉塞(airwa... -
なぜ?
血液検査で凝固系検査はルーチンとなるか
血液検査をする場合に凝固系の項目をルーチンでするべきなのだろうか。 否。 凝固系の項目には以下のものがある。 ・PT(プロトロンビン時間) ・APTT(活性化部分トロンボプラスチン時間) ・フィブリノーゲン ・FDP ・Dダイマー どのような場合に凝... -
診断基準・スコア
急性期DICの診断基準
DIC(播種性血管内凝固症候群)の診断基準 ・DICとは DICとは種々の基礎疾患(敗血症、悪性腫瘍、産科疾患、高度外傷など)を元に血液凝固能が亢進し、全身の細小血管に血栓が多発し、臓器の虚血性機能障害をきたす疾患である。凝固因子や血小板は消費さ...