2020年ガイドラインメモ書き
✅安定狭心症患者
・ステント留置後、アスピリンとクロピドグレル(orエフィエント)のDAPTを1−3ヶ月継続する(クラスⅠ)
・禁忌が無い限り無期限にアスピリンを継続する(クラスⅠ)
・DCBのみで終わった患者に対してDAPTの1〜3ヶ月の継続を考慮する(Ⅱa)
・出血リスクの高い患者はDAPT継続期間の1-3ヶ月への短期化を考慮する(Ⅱa)
・血栓リスクと出血リスクが共に高い患者に対して1-3ヶ月後にDAPTを終了し、P2Y12受容体拮抗薬投与の継続を考慮する(Ⅱa)
⭐第一世代DES留置後はDAPT継続期間は長期化される傾向にあった。第2世代以後のDESは明らかにステント血栓症のリスクが低くなっており、DAPTの継続期間は短期化が図られている。出血リスクの高い患者には長期間DAPTは避けて3ヶ月未満へのDAPT継続期間の短縮化を検討する。
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