循環器– category –
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(文献)利尿剤が多いほど心不全患者の予後は悪くなる
(一言で)ループ利尿剤が多いほど心不全患者の予後は悪くなる。ループ利尿薬はRASS系や交感神経系を亢進させてしまうから。低用量ループ利尿薬であればRASS阻害薬の組み合わせが大変効果的である。 europepmc.org 論文からのメモ書き ・慢性心不全患... -
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(文献)利尿剤投与で血漿レニン活性、アルドステロン濃度が上昇する
(一言で)心不全患者に利尿剤を投与すると、心不全徴候は改善するが、血中のレニン活性やアルドステロン濃度は上昇している。このことは長期的に見ると心臓にとっては良いことではない。しかしACE阻害薬を使えばRASSの亢進を抑えられるので有用かもしれな... -
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目標心拍数とダブルプロダクトの違い
運動負荷心電図施行の際 ①ダブルプロダクト(DP=二重積)=心拍数×血圧が25000以上 あるいは ②目標心拍数(年齢別予想最大心拍数の85%以上、すなわち(220-年齢)*0.85) のどちらかを達成が終了の基準となる。 ダブルプロダクトは心筋の酸素消費量と強い... -
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心房粗動をみたら
メモ 【一般的な話】 ・心房粗動(AFL)は心房細動(Af)と似ているところと違うところを抑える ・Af同様に、脳梗塞のリスクがあるため抗凝固薬で脳卒中予防を行う。 (心房粗動の方がリスクは少し低いが無視できない) ・Afと異なり心房粗動は自然停止し... -
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僧帽弁は弁が2尖弁なのに、三尖弁はなぜ3つ弁があるのか
三尖弁と僧帽弁は同じ房室弁なのに弁の解剖が異なる。 僧帽弁は2尖なので閉鎖する時にがっちりと閉まるために逆流を起こしにくい。そのかわり前に流れる血流量は限られる。 一方で、三尖弁は前に流れる血流は多くなる代わりに、閉鎖する時にきれいに... -
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発作性心房細動に対して抗不整脈薬とDCのどちらを選ぶか
Pafに対してDCを選択するのは ・患者が希望している場合 ・抗不整脈薬による除細動が困難な場合 ・抗不整脈薬の使用がDCよりも危険と判断される場合 (特に心肥大・心不全・虚血性心疾患など器質的疾患に合併したAfでは抗不整脈薬が効きにくく、催不整脈作... -
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心エコーにおける心拍出量の解釈
心エコーにおける心拍出量の求め方 ・パルスドップラー法で一回心拍出量を求めには まず、傍胸骨肥左縁短軸像で左室流出路の直径(D)を計測する。 (*このD値は重要なのでズーム機能を用いて拡大して流出路の前後径(D)を収縮中期の時相で内膜〜内膜... -
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EF低下=ドブタミン使用必須ではない
心不全治療においてEF低下=ドブタミン使用必須ではない。 つまりEF低下=心拍出量低下を必ずしも意味しない。拡張末期径が大きくなると低いEFでも一回拍出量が増えるからである。一回拍出量が保たれればNYHAクラスも良好でEFが低くても日常生活を送ってい... -
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心電図でQT延長を見たら
・QT延長症候群の診断基準 不整脈ガイドラインでは以下の診断基準に従って評価する。加点制で合計3.5点異常であればQT延長症候群と診断される(先天性であれ二次性であれ)。 ◯QT延長症候群には至らないが、QT延長を認めた場合 上記の診断基準でQT延長症... -
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心筋虚血における陰性T波と異常Q波の違い
心筋虚血における陰性T波と異常Q波の違い ◯異常Q波とは貫壁性の心筋梗塞に特徴的な心電図異常であり、次のように定義されている。 Q波の幅≧0.04秒(1mm)Q波の深さ≧R波の高さ×1/4 【異常Q波の例】 画像引用:http://ishikokkashiken.com/abnomal-q-w...