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主訴:血尿の鑑別メモ
肉眼的血尿で想起するもの 尿路感染症(膀胱炎、前立腺炎、腎盂腎炎など) →排尿時痛や発熱の有無の確認 →CVA叩打痛や前立腺の圧痛の有無。 →尿検査、血液検査、培養 尿管結石、腎結石 →突然の側腹部痛、背部痛 →腹部CTで結石の有無を確認 →ブスコパン... -
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IVCとその呼吸性変動のミカタ
・IVC(inferior vena cava)とは下大静脈径のことであり、ここの静脈径を測定することで右房圧(中心静脈圧)を推定することが出来る。右房圧は体内水分量を反映しているので、身体の中に水が多いか、少ないかの測定に有用。 ・IVCを心エコーでみるには... -
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皮膚のツルゴールの低下とその意義
「皮膚のツルゴール」とは「皮膚の緊張」という意味である。健常人であれば皮膚に張りがあって皮膚にシワが出来てもすぐに復元される。 【皮膚ツルゴールの見方…】 親指と人差指で患者の手の甲の皮膚(手の甲が難しければ鎖骨下)を引っ張りテント状の盛... -
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VFや脈なしVTにおいてアドレナリン投与を急ぐと予後が悪化するという話
CPA(心肺停止)における心電図波形は4つに分類される。 ・心室細動(VF) ・無脈性心室頻拍(pulseless VT) ・無脈静電気活動(PEA) ・心静止(asystole) 臨床的に大事なのは除細動が必要化どうか。 VFと脈なしVTは除細動必要 PEAとasystoleは除細動必... -
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wheezeの重症度分類(silent chestとは)
◯wheezeとは 下気道の細い気道が閉塞することにより聞こえる「ヒュー、ヒュー」というような高い雑音。笛音とも呼ばれる。原因としては気管支喘息や炎症などによって気道内の分泌物が貯留することが考えられる。 聴診で聞こえるのは主に呼気だが吸気に聴か... -
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喘息に診断基準はないという話
気管支喘息には所謂診断基準は存在せず、問診、既往歴、呼吸機能検査、抗原検査から総合的に判断しなければならない。故に喘息の診断は難しい。 診断基準はないが、診断の目安はガイドラインに記載されている。(GINA criteria) 1,発作性の呼吸困難、... -
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喘鳴と喘息の違い
ちょっと似ている言葉の定義の整理 ◯喘鳴とは 聴診器無しで聴かれる異常呼吸音。喘鳴は吸気時に聴こえるか呼気時に聴こえるかで鑑別が変わる。吸気時の場合は上気道の狭窄を示唆するのに対して、呼気時の喘鳴は下気道の狭窄を示唆する。 ◯喘息とは 慢... -
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PSVTへの対応
PSVTへの対応(memo) 発作性上室頻拍(PSVT:paroxysmal supraventricular tachycardia) ・PSVTとは房室結節や副伝導路などを介するリエントリーによる上室性の頻拍の総称。色んなタイプがある。 ・症状は突然発症する動悸、血圧低下が原因でめまいや... -
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喘息を疑う症状と検査(感度と特異度)
喘息を示唆する病歴と身体所見(感度と特異度) どんな症状が喘息を疑う指標になるのか。その重要度合いメモ 【症状、検査】 喘鳴+呼吸困難:感度65.2%、特異度95.2%、陽性尤度比13.3 夜間呼吸困難:感度46.2%、特異度96%、陽性尤度比12 感冒の既... -
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hand drop testの方法とその意義
hand drop test(上肢落下テスト,arm drop test)とは意識障害が器質的なものか、ヒステリー(心因性)のものか判断するための身体診察。 仰臥位の患者の両上肢を顔の上に挙げてもらい、突然離す。それで患者の手が顔にそのまま勢い良くぶつかれば本物...