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PPIを食前に服用する理由
PPI(proton pump inhibitor)は胃壁細胞のプロトンポンプに結合することで胃酸分泌を抑制する薬である。逆流性食道炎などの治療で用いられる。 PPIの例としてオメプラール、タケプロン、パリエット、ネキシウムなど。 PPIがプロトンポンプに結合するた... -
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胆石発作として帰して良いのか
胆石に対するアプローチ 胆石は症状がなくても人間ドッグなどで偶発的に発見されることも多い。症状がなければ基本的に無治療で経過観察としても良い。が、年間3%前後の確率で症状を発症する可能性があり、また胆嚢がん患者では高率で胆石を認めるので... -
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急性胆嚢炎の診断基準と入院適応
急性胆嚢炎の診断基準 急性胆嚢炎・胆管炎診療ガイドラインによると… 【急性胆嚢炎の診断基準】 ・マーフィーサインなどの腹部所見 ・発熱、CRP上昇、白血球上昇などの炎症反応 ・腹部CTや腹部エコーなどの画像検査 この3つを満たしているものを急性胆... -
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たこつぼ型心筋症と心筋梗塞の違い
たこつぼ型心筋症と心筋梗塞の違い たこつぼ型心筋症とは胸痛とST上昇など心筋梗塞に似た心電図変化を認めながら冠動脈の有意狭窄を認めない状態を言う。原因は明らかになっていないが、精神的あるいは身体的ストレスを受けた高齢女性に発症しやすいこと... -
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QT延長の定義とその原因
◯QT時間とは QT時間とは心電図においてQRS波の始まりからT波の終わりまでの時間のこと。心筋の収縮時間を反映している。QTの距離が正常よりも長くなることをQT延長という。 画像引用:http://next-pharmacist.net/archives/5744 上のイラストのような... -
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心筋梗塞を疑うST低下のパターン
ST低下には主に3つのパターンがある。 ・下降傾斜型(downsloping type) ・水平型(horizontal type) ・上行傾斜型(upsloping type) 心筋虚血に伴うST低下は下降傾斜型、水平型が多いと言われている。特に診断特異度が高いのは下降傾斜型。上行傾斜... -
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補充収縮と補充調律の違い
心臓は洞房結節から規則正しく刺激が発生し、リズム的に心室を収縮させている。 が、洞房結節が何らかの原因で興奮できなくなると心臓もそう簡単に止まるわけにはいかないので代わりに房室接合部や心室が独自にリズムを作り出す。 房室接合部あるいは心室... -
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心筋梗塞における心電図の推移
(まとめ) 急性心筋梗塞では発症後時間経過とともに特徴的な心電図変化を呈する。 【超急性期(発症直後〜数時間)】 ・hyper acute T波(ST上昇より早く見られるので見逃さないこと) ・典型的なST上昇(この時対側の誘導でST低下が見られる) 【急性... -
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QRS低電位差の定義と原因
心電図QRSの振幅(基線から上下の差)が異常に小さくなっていることを低電位差という (下の心電図イラストで言えばa+bの値が小さくなっているときのこと)。 判定基準としては次の通り ・肢誘導の全てで5mm(0.5mV)未満の時を肢誘導の低電位差 ・胸部... -
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左室高電位の定義と意義
心室高電位の原因と定義 QRSの振幅が大きくなっていることを心室高電位という。 ・左室高電位は左室側の誘導であるⅠ、aVL,V5,V6誘導でのR波の増高 ・右室高電位は右室側の誘導であるV1,V2誘導でS波が深くなる*1 次のいずれかの基準を満たす時に左室高...