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マクロリエントリーとマイクロリエントリーの違い
リエントリーとは日本語で言うと「回帰」「再び入る」という意味。 通常であれば洞結節で始まった興奮は洞房結節を介して心室に伝わり一方通行のはずである。が、心房粗動や心房細動ではリエントリー、つまり心房で一度始まった興奮が心室に行かずに心房内... -
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f波とF波の違い
心電図でf波とF波の違い ・f波とは心房細動の時に出現する波形 心房細動は心房に多数のマイクロリエントリーが出現することによって発生する不整脈。規則正しい興奮を生み出す洞房結節の働きが失われ、代わりに心房の至る所から無秩序な心房興奮(f波)... -
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プリンペランとブスコパンの使い分け
胃腸炎などでよく使われがちなプリンペランとブスコパン。 💡プリンペラン(ドンペリドン) 主に吐き気止めとして処方される。 ①胃や十二指腸のドパミン(D2)受容体遮断薬であり、アセチルコリンの遊離を促して、胃腸の運動を活発にする。 ②脳の嘔吐中枢... -
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肋骨骨折に鎮痛薬が大事な理由
肋骨骨折に関しては鎮痛薬はただの痛み止め以上の意義がある。 肋骨は呼吸によって変動する骨であるので肋骨骨折患者は出来るだけ息を大きくしないようにして痛みが生じないように意識的に、あるいは無意識的に呼吸をコントロールする。深呼吸を出来るだ... -
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肋骨骨折の診断(画像か臨床所見か)
肋骨骨折の診断 ◯肋骨の診断 肋骨骨折の診断は画像所見(レントゲン)と身体所見を合わせてなされる。 レントゲンで明らかに骨が折れていれば診断は容易であるが、肋骨の周りには肺、血管、気管、食道など様々な器官があり骨折の中でも非常にわかりにく... -
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低アルブミンでアニオンギャップ補正する理由
低アルブミン血症ではアニオンギャップを補正する必要がある。 アニオンギャップ= 測定できない陰イオンー測定できない陽イオン≒ Na-(Cl-+HCO3-) dであるがこの「測定されない陰イオン」にはアルブミンも含まれる(アルブミンは血液中で陰イオンとして... -
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アニオンギャップを計算する意義
アニオンギャップの計算とその意義 ◎アニオンギャップの式の導出 アニオンとは陰イオンのこと。ギャップとは差のこと。アニオンギャップとは陽イオンと陰イオンの差という意味で用いられる。 体内において陽イオンと陰イオンのそれぞれの合計は一緒。 ... -
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PaCO2上昇、肺胞低換気の原因
動脈血液ガスでは大きく分けて呼吸状態と酸塩基平衡の2つがわかる。 ・PaO2,PaCO2で呼吸状態 ・pH、PaCO2、HCO3-で酸塩基平衡 ここではPaO2とPaCO2による呼吸状態の考え方について。 ◎PaCO2(動脈血CO2ガス分圧)の上昇の意味すること CO2は拡散能力が... -
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尿路結石発作が明け方に多いのは何故か
尿路結石発作が明け方に多いのは何故か 【尿路結石のイメージ図】 参照:第2章 腎・泌尿器領域の主な疾患 結石 尿路結石発作とは腎臓、尿管、尿道といった尿路に石が嵌頓することによって突然の激痛を生じることをいう。 Circadian pattern in occu... -
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アシドーシスやアルカローシスの代償の目安・覚え方
代謝性アシドーシスの際、身体はアシドーシスを補正しようと代償性アルカローシスになる。 HCO3-の基準値は22〜26mEq/l(平均24前後) PaCO2の基準値は35〜45mmHg(平均40前後) 代謝性アシドーシスであれば腎臓などに問題があり、アルカリ物質であるHCO...